『ゴッドオブブラックフィールド』14話、15話の見どころ・ネタバレ
1.仮面をつけたダエルの加勢
暴力団の手練が登場して追い詰められた西恭弥の前に、仮面をつけたダエルが加勢に入る。暴力団を蹴散らすダエルと、手練のみを相手にする恭弥という二手に分かれる。
手練の攻撃に追い詰められる恭弥だったが、傭兵時代のことを思い出し、「相手を本気で殺そう」というモードに切り替える。一瞬で、手練ふたりを気絶させることに成功した恭弥は、トドメを刺そうとするのだが、それをダエルが止める。
暴力団は意気消沈し、戦いうことをやめる。そこに新たに第三勢力の神代組が現れる。どうやら恭弥たちが相手にしてた暴力団は山本組というらしく、神代組と敵対していたらしい。神代組の代表・神代光輝はお礼も兼ねて、恭弥たちを暴力団御用達の病院へ案内するのであった。
ダエルの加勢、そして恭弥の傭兵時代の気迫が戻り山本組を壊滅させることに成功する。さすがに、人を殺したら日本では取り返しがつかないということで、冷静沈着なダエルに止められる。
姫野と鬼塚のためにやった暴力団との抗争だが、神代組に恩を売れたという予想外のリターンを手に入れることになる。鬼塚じゃないが、バックに暴力団がついていれば、今後、そういうやからに突っかかられることもなくなるだろう。
2.神代組と仁道病院とコネができる
恭弥が目が覚めると神代組が懇意にしている仁道病院で目が覚める。神代組は山本組と敵対していたらしく、恭弥たちが暴れてくれたおかげで、簡単に山本組を潰すことができ、神代光輝から感謝される。
神代は何かお礼をしたい感じであったが、恭弥は「学校に手を出すな」という条件を提示しただけでそれ以上は何も求めない。神代からの忠告もろくに聞こうとしない恭弥に神代は怒るのだが、恭弥のまったく引かない態度に神代側が折れる。
©Kakao piccoma Corp.:忠告を無視する恭弥に怒る神代光輝
恭弥は全治1ヶ月の怪我を負っており、家族に説明するのが面倒だったが、そこは仁道病院の医師が協力的でなんとか恭弥の母親を口説き伏せることに成功する。医師は恭弥に協力する代わりに「殺したり、死んだりするのはやめて欲しい」と条件を提示するのであった。
暴力沙汰に発展しやすい恭弥としては、暴力団とのツテ、そして病院との協力が得られるのはかなりのメリットと言えるだろう。全治1ヶ月の見返りとしては、良かったと思われる。
しかし、神代の忠告通り、山本組を潰した高校生ということでかなり名が売れてしまった可能性がある。今後、厄介事も増えていくの予想できる(そのための暴力団と病院の協力という下準備をしたのかもしれない)。
『ゴッドオブブラックフィールド』14話、15話の感想・考察
高校生・西恭弥のいじめ問題から発展したイベントだったが、鬼塚、姫野そして山本組を打ち倒したことで一応、一段落付いた形となった。名前が売れたことで今後、厄介事も増えそうだが、味方も増えたので今までと違い対処は楽になりそうだ(恭弥の性格からして神代組の協力は得たくない可能性はある)。
西恭弥のいじめ問題は解決したので、次はダエルから言われている「4人の生徒のいじめ問題を解決する」というのが次の任務となりそうだ。と言っても、学校の番長はすでに恭弥になっているので、恭弥が睨みをきかせればすぐに解決はしそうである。
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