『リターン~ある外科医の逆襲~』14話、15話の見どころ・ネタバレ
1.センター試験前に体調が悪くなる
センター試験を前に勉強に励む五十嵐徹だったが、突如、体調が悪くなる。大事な試験の前であり、しかもただの風邪だと思っている徹は、無理をして学校へ登校する。
しかし、翌日になっても体調は良くなるどころか悪化していく、無理に登校した徹だったがあまりの顔色の悪さにすぐに帰宅するように命じられる。さすがにおかしいと思った徹は、病院で検査を受ける。
医者からは胃潰瘍になっている可能性があるとして、もっと大きい病院への招待状を書かれるが、徹は大事な試験が直前だとしてそれを拒否する。入院はなんとしても回避したい徹は、なんとか薬だけもらって帰宅するのであった。
©Kakao piccoma Corp.:医者からもっと大きな病院での検査を勧められる徹
何年もこの日のために受験勉強をしてきた徹は、重大な病気にかかっていることを認めたくない。しかし、病状はどんどん悪化してき治る様子がない。残念ながら、徹の願いはむなしく、風邪以上の病気にかかっているのは確実だろう。
仮にも医者であった徹であるが、病気を無視してテストを受けようとするのは、よほど受験勉強が嫌だったのだろう(やはり元々の性格は勉強嫌いなのかもしれない)。
2.救急車で運ばれる
テスト日になっても体調は治らず、むしろ悪化してく徹の症状。なんとか、今までの努力の成果と、前世のテストの記憶を頼りに問題を解いていく。
なんとかテストを受けきった徹だったが、すぐに救急車が呼ばれて病院送りとなる。結果的に徹は助かったものの、かなり危ない症状だったらしく、医者、そして両親からこっぴどく怒られるのであった。
意識が朦朧とするなか、テストは受け切るものの、テスト結果は良いものではないだろうと予想ができる。徹の父親の体調を心配して、健康診断まで受けさせた徹であったので、自分の体調を気遣わない徹の行いに、父親はかなり怒っているようであった。
しかし、無理やりテストを受けて、結果、死んでしまったら2度目の人生をさせてくれた天女と合わせる顔がないだろう。
『リターン~ある外科医の逆襲~』14話、15話の感想・考察
センター試験は意識が朦朧とするなか解くこととなったが、なんとか一命を取り留めた徹。さすがにここで死ぬ訳にはいかない。
元々医者であり、周りのことを気遣う人間であるが、こと自分のことになると二の次になるようだ。さすがに2度目の人生でいまのところ順調なので、少しの遠回りぐらいは受け入れて欲しいところである(仮にも精神年齢は45歳を超えているので)。