ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』49話、50話の見どころ・ネタバレ
1.危機を察知する恭弥
高校は夏休みを迎え、運動部の後輩たちは校外学習が翌日に迫っていた。後輩たちから一緒に参加して欲しいとお願いされるが、恭弥はそれを断る。校外学習に教師として着いていくダエルは、恭弥にプレゼントした高級セダンの鍵を渡す。
問題はあるものの、今は何も出来ることがない恭弥は学校の運動器具を使って体を鍛える。そんな恭弥は少し丸くなったのか、白井美紅からの誘いに乗ったり、母親のために漢方を買って帰るなどをする。
しかし、そんな恭弥に傭兵時代にしか感じたことのなかった「危険が迫ったときの警告」が頭の中に鳴り響くのであった。
少し丸くなった恭弥に、傭兵時代と同じような危機が迫っていることが警告される。転生後もかなりの修羅場をくぐってきたかと思うが、それ以上の危険がこれから起ころうとしていると明示される。
この予知能力にも近い危機管理能力は、傭兵時代に培ったものだろう。
2.ダエルへの脅迫
恭弥が感じた危機感はダエルからの電話によって明確化する。ダエルは校外学習で宿泊施設にいたところに、敵対組織から電話がかかってきて「一人で静かに出てこい」と言われる。相手はダエルの妻と娘を人質にとっているらしく、言うことを聞かないとふたりを殺すと脅している。
恭弥はすぐに京極に連絡して、ダエルの家族がどこに捕らわれているか探すよう命じる。恭弥はすぐに家を出て、ダエルからもらった高級セダンを取りに行く。途中で、京極から人質が捕らわれている場所の連絡を受けて、恭弥はセダンに乗って目的地に急ぐ。
©Kakao piccoma Corp.:恭弥から須賀先生の家族が拉致されたことを聞かされる京極
恭弥は神代光輝とも連絡を取って、この後に起こる戦いのあとの後処理を頼むのであった。
とうとう相手方も動き出す。京極に依頼していた護衛というのが、どの範囲までだったかまではわからないが、ダエルの家族についてはノーマークだったようだ。
ダエルの家族を取り返さないと、芋づる式でダエルもやられてしまうので、早急に解決する必要がある。しかし、こういう緊急事態に警備会社の存在、そして暴力団とのツテというのはかなり強力だ。
『ゴッドオブブラックフィールド』49話、50話の感想・考察
恭弥の「危機が迫ったときの警告」もあって、ここからの戦いはかなり厳しいものが待ち受けていると思わされる。相手はダエルの家族を人質に取りつつ、ダエルを別の場所に呼び出そうとしていることから、かなりの大人数でこの作戦を実行している可能性がある。
さすがに恭弥ひとりでこれを解決するのは厳しそうなので、京極の警備会社の援護が必要だろう。ダエルは家族が人質に取られている以上、今回は戦力としては見込めそうもない。