ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』76話、77話の見どころ・ネタバレ
1.DIファミリーへの投資が決まる
恭弥は体を鍛え続けていたおかげで徐々に傭兵時代の力を取り戻しつつある。恭弥はトレーニングの合間に、両親と児童養護施設のボランディアに行ったり、白井美紅とデートをすることになる。
美紅とのデート中に、ミシェルからの電話でクレディ・ベンチャーズの投資が決定し、無条件で20億円投資してくれることがわかる。フランスの有名な投資会社の案件だけに、ヨーロッパのメディアからも連絡が来ているという。
隣のビルの購入も問題なく進んでおり、DIファミリーの規模は順調に大きくなっていくのであった。
もっぱら、恭弥の癒やしゾーンは両親と美紅とのコミュニケーションになってきている。ミシェルからのラブコールはさばいて拒否する恭弥だが、それより押しが必死の美紅相手はさすがに拒否しきれないようだ。
無条件に20億円の投資を手に入れたDIファミリーは一気に羽振りがよくなる。ドラマ制作にも金がかかると言っていたミシェルも、さすがに20億円あれば制作を円滑に進めることができるだろう。
2.幸せを痛感する恭弥
美紅とのデートや両親との児童養護施設訪問を経て、改めて幸せを痛感する恭弥。その一方で、傭兵時代を経験している恭弥は「この幸せが足枷になること」も感じていた。
恭弥はダエルとトレーニングを積むことでより実力を高めようとする。
©Kakao piccoma Corp.:実践形式の試合をするダエルと恭弥
傭兵時代と変わらないことは周囲の状況がどう変わろうと恭弥に「みんなを守れるだけの力があればいい」という事実であった。
恭弥は「傭兵時代の実力を取り戻したい」という思いから、「家族や友人を守りたい」というモチベーションに変わりつつある。そのためにも個人としての力、そして組織としての力を手に入れたいと思い始めている。
DIファミリーが一応、組織としての力になるのだろうが、現状芸能事務所なので恭弥の思う「みんなを守る」という力になってくれるかは不明である。
『ゴッドオブブラックフィールド』76話、77話の感想・考察
DIファミリーへの投資が決まったことで、ドラマ制作が本格的に前進し始める。薫もいなくなったので、少なくとも内部で妨害する人間はいなくなった。
恭弥は「幸せを感じ守るものが増えた」場合どうすればいいかを考える。こういうとき、恭弥は物事を単純化して考えることがある。今回は「みんなを守れるだけの力があればいい」という風に単純化した。恭弥に今できることは、己を磨いて、傭兵時代の実力を取り戻すことだろう。
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