ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』80話、81話の見どころ・ネタバレ
1.鬼塚、姫野救出のために動く
暴力団の息子に呼び出されている鬼塚や姫野を救出するため、渋々集会場所に行くことになった恭弥。しかし、集会場所に行ってみるとそこには新田組の構成員たちが恭弥を迎え撃つ準備をしていた。これは罠であり見事にハメられたと恭弥は理解する。
しかし、そんなものは関係なく瞬時に構成員を倒した恭弥は、新田組のボスの息子の骨を折り、しっかりわからせた上で鬼塚と姫野を救出する。
救出したふたりには運動部に入って体を鍛えろと恭弥は命令する。そうすれば、仮に仕返しに来ても須賀先生が守ってくれると恭弥は言うのであった。
恭弥を説得していた2年生たちの話を全然信じていなかったが恭弥だったが、案の定、嘘であり罠だというのが悲しいところであった。恭弥の実力からしたら嘘だろうがなんだろうが関係ないからこそ、付き合ったのだろうと思われる。
かくして、竜崎、姫野を含むいじめっ子組が運動部に入ることとなり、これからは更に大所帯になりそうな予感がする。
2.シャフランの位置がわかる
ラノックから電話があり、シャフランが指定した口座の調査結果が報告される。シャフランが指定した口座は「送金が不可能な指定口座」であり、しかも「一週間後に別の口座に資金を移す設定」がされていたことがわかる。
これによってシャフランは恭弥にそもそも金を渡すつもりなど微塵もなかったことが判明する。
それに加え、ラノックの調査により、シャフランが通信に使っている周波数帯がわかり、それによってシャフランの位置の特定に成功したという知らせを受けるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ラノックの調査によってシャフランの居場所が判明する
恭弥が感じていた「シャフランへの違和感」は「そもそも金を渡すつもりはなかった」という形となって表面化する。やはり、慎重なシャフランが簡単に金を渡すはずないという恭弥の読みはあたっていたようだ。
だが、それ以上に重要な情報の「シャフランの居場所」がわかったことで、急展開を迎える。ラノックを囮にする作戦を実行しなくても、シャフランを捕まえられるチャンスがやってきたことになる。
『ゴッドオブブラックフィールド』80話、81話の感想・考察
鬼塚と姫野を救ったことで、彼らも運動部の一員になることが決まる。いじめられっ子と、いじめっ子が一緒のコミニティーになるというのは、今後、どういう展開になるのかわからないが、一悶着起こりそうである。
そして、シャフランの問題は急展開を迎える。ラノックの提案する作戦はリスクが大きすぎるという見解が多かっただけに、その作戦を実行しなくてもシャフランを捕まえることができれば、不要なリスクを負う必要性がなくなる。より良い選択肢が生まれたのなら、そちらの選択肢を選びたいところだ。
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