『俺だけレベルアップな件』5話、6話の見どころ・ネタバレ
1.ボス部屋のルール
動くものを攻撃する神像に、門を守る石像、ここから逃げるのは難しいとしてみんな立ちすくんでしまう。その中で実力者が一人スピードを活かして逃げようとするが神像のビームで消し炭にされる。
神像の動きや門番の動きには規則性があることを見抜いた水篠旬は、この部屋にはルールが存在すると見抜く。
ルーン文字で書かれた掟が、この部屋のルールだと推測した旬は、それが合っているか確かめるために一人行動に移るのであった。
© Kakao piccoma Corp.:推測したルールが合っているか命を賭けて試そうとする水篠旬
主人公・水篠旬は弱い、最弱と下げられて紹介されているが、危険察知能力、頭の回転の速さ、そして行動に移す勇気と実力がないだけでダメ人間というわけではなさそうだ。
ここにいる石像たちは強い代わりにルールに縛られており、それを攻略することで部屋から出るというミッションなのだろう。だが、逃げるだけだと報酬も何もなさそうなので、本当にレベルの見合わない酷いダンジョンだと言える。
2.1つ目の掟の攻略
水篠旬は1つ目の掟「神を敬(けい)せよ」にのっとって神像に向けて頭を下げる。そうすると神像が攻撃モーションを止める。
予測が合っていたと確信した旬は、他のハンターにも神像に向けて頭を下げるように指示をする。みんなで頭を下げると神像の攻撃は止まり、その様子に満足したのか神像は醜い笑みを作る。
喜びもつかの間、神像は立ち上がる。旬は2つ目の掟「神を讃えよ」が始まったと理解するが攻略法がわからない。結果、聖歌を歌って攻略しようとしたハンターが踏み潰されるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬の指示通り神像に頭を下げるハンターたち
旬の機転によって、1つ目の掟を攻略はできたが、それ以降の掟攻略については全く考えていなかった。そこらへんは少し抜けているというか、詰めの甘さがある。
神像という神を讃える必要があるので、そもそもあの神像は何なのかを知る必要がありそうだ。
『俺だけレベルアップな件』5話、6話の感想・考察
主人公の水篠旬は人類最弱兵器と呼ばれているので、彼を活躍させる初戦は知力勝負が選ばれた。圧倒的強者に対して、部屋のルールを攻略することで勝利を収めようとする。
最後の掟である「神を信仰せよ」について心の部分なので攻略法があるかは不明である。部屋の中に何かしら信仰を表現できるギミックがあるのだろうか?
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