『俺だけレベルアップな件』41話、42話の見どころ・ネタバレ
1.転職のためのルール
ボスを倒すと、ついに「転職クエスト」が開始される。敵の猛攻に長時間耐えられれば、その分上位クラスへ転職できるというルールである。
隠密でMPを消費しながら時間を稼ぐという方法を取るが、相手の魔術師によってすぐに場所がバレてしまう。敵の猛攻が激しく、帰還石を使って逃げようと思うが、そんな自分とは決別したとして逃げるのを止める。
ここから水篠旬の心の中での葛藤が描かれる。見た目が変わり、実力を手に入れても中身は弱いままだと心の自分に罵られるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:逃げずに戦うことを選択する水篠旬
転職クエストは時間制限無しで、どれだけ猛攻に耐えられるかでよい職業に転職できるのだろう。帰還石で帰った場合、再挑戦できなさそうなので、帰るという選択肢はなさそうだ。
ここで心の葛藤が描かれる理由が自分的にはよくわからなかったが、これ以上強くなるためには心の成長も必要だという作品からの語りかけなのかもしれない。
2.罰則によって間一髪で助かる
心の自分に罵られつつも、なんとかナイトの大群に対抗するがついに押し潰される。万事休すというところで「デイリークエスト」のペナルティーが発生し、旬はペナルティーエリアへと転移させられる。
間一髪でペナルティーエリアに来たことで、倒されるのをまのがれる。しかも、ペナルティーエリアではアイテムもレベルアップによる回復も使えるのでコンディションも戻せる。
旬は来るべきペナルティーが終わる4時間後に向けてペナルティーエリアでレベルアップを測るのであった。
© Kakao piccoma Corp.:ペナルティーエリアで回復する水篠旬
デイリークエストに助けられるのはこれで2度目だろうか?今回は強制転移によって助かる。このシステムで一番優先順位が高いシステムが、このデイリークエストなのかもしれない。
イグリットと戦って満身創痍&イグリットから得たアイテムも使えずにすぐに転職クエストだったので、ここで一段落つけれたのは大きい。
『俺だけレベルアップな件』41話、42話の感想・考察
転職クエストでのダンジョンではだいぶ、運の要素で攻略できてる感が強い。イグリットも偶然倒せた感じだし、転職クエストも死の直前に転移することができた。
水篠旬も感じているが、システム側も旬には死んで欲しくないので、あらゆる手段で間接的に旬を死なせないようにしている。