『俺だけレベルアップな件』49話、50話の見どころ・ネタバレ
1.二手に分かれる提案
レッドゲートの中ではA級の上原悠真が指揮を取ると宣言する。上原は二手に分かれる事を提案し、自分側にB級以上のハンター、それ以外は置いていくと言う。
レッドゲートの外では白川大虎、そして監視課の人間が待ち構える。こちらはA級の上原を評価する人間と、再覚醒した可能性のある水篠旬を評価する2つに分かれていた。
そこに右京将人が現れて、白川と一触即発の事態になる。右京の目的が水篠だと聞いた白川は、なぜこんなに水篠旬に興味を持つ人間がいるのか気になりだすのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬がいるレッドゲートに顔を見せる右京将人
上原の考えは足手まといになるC級以下を置いていき、自分たちだけでダンジョンをクリアするのが目的のようだ。水篠旬たちは体よく首を切られたことになる。
旬の実力をすぐに見抜いて旬側についたB級ハンターもいたので見る人が見れば実力はわかるのだろう。実際、アイスエルフの矢が見えていた水篠旬はA級の上原よりも実力は上かもしれない。
2.上原と水篠旬の実力
分かれた上原チームはアイスベアの群れを相手にするが、A級の上原のみで全滅させる。B級ハンターたちは上原を頼もしく思う一方で、上原はB級ハンターでさえ足手まといだと見下していた。
水篠チームもアイスベアの縄張りに入っていくが、旬はその実力とスキルによって素手でアイスベアを倒せるようになっていた。
アイスベアをあらかた狩った旬は、一人になってデイリークエストをこなしつつ、残ったアイスベアたちを影の軍団を使って倒すという実験を始めるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:E級とは思えない能力や実力を持つ水篠旬はそのことを口外しないように仲間に言う
上原はフル装備でアイスベアを倒していたのに、水篠旬は素手で倒していたことからこの時点で2人には実力の差があることがわかる。しかも、水篠旬は体力回復やアイテムを使えるので長期戦にも強い。
実力的にも水篠旬は多数の配下が居るし、何よりイグリットという旬と同レベルの実力を持つモンスターがいるので心強い。
『俺だけレベルアップな件』49話、50話の感想・考察
水篠旬はレッドゲートを出るまでに右京将人よりも高い実力を手に入れる必要があるので、レッドゲート内でレベルアップできるのはありがたいことだ。
旬は仮にアイスエルフの軍団と相手になっても、数で負けるということはないのが心強い。人手が多いので、味方を守りながらも戦うことができるというのが強みだ。よくある、個人としては強いのだが味方を守りつつ戦う必要があって不利になるということが無い。
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