『俺だけレベルアップな件』61話、62話の見どころ・ネタバレ
1．母親を助ける方法
水篠旬は順調に悪魔城を攻略していき、ついにクエストの10,000体の悪魔を狩り終える。旬は報酬として「呪われたランダムボックス」から情報不明の鍵を、そして「命の神水」の作り方を学ぶ。
悪魔城で16レベル上昇した水篠旬は、S級ハンターの実力に十分到達したと判断する。もはや、出る杭は打たれることはない実力を手に入れた旬は、満を持してハンター協会でハンターランクの再測定をする。
一方、アメリカのハンター管理局ではS級の右京と水篠ジュンイチローが戦った結果、大きな被害が出る。2人の決着は一瞬であり、右京が瞬殺されるという結末であった。
© Kakao piccoma Corp.：「命の神水」の作り方が学べるアイテムを手に入れる
右京将人がジュンイチローに倒されたことで、右京vs水篠旬の可能性はかなり低くなった。しかし、その代わりとして母親を助ける名目として「悪魔城のラスボスを倒して命の神水の素材を手に入れる」という目標ができる。
そして後回しにしていたハンターランクの再測定をやりに行く。十中八九、S級と判定されるだろうから、今後は再覚醒した水篠旬として名前が売れることは間違いなさそうだ。しかし、その評判や妬みを跳ね返せる十分な実力は手に入れた。
2．測定不能の水篠旬の実力
ハンターランク審査の待合室には色々な思いを持つ者たちが待ち受ける。ほとんどの人物がE級判定を受けるなか、水篠旬の番がやってくる。
旬が測定器に手を触れるとエラーが出る。そこに田辺課長代理が現れて、これはエラーではなく測定不能だと言う。旬はその時点で日本10人目のS級ハンターだと確定する。
ハンタース代表の最上真はハンター協会の犬飼と情報交換をする。その途中、ハンターランクの審査会場が騒がしくなったことを察知した最上は、そちらの様子をうかがいに移動するのであった。
© Kakao piccoma Corp.：ハンターランク審査会場に姿を現すハンタース代表・最上真
水篠旬の実力は予想通りS級に到達していた。詳細な実力は後日測るらしいが、この時点で名前が売れることは確実だろう。
しかも、ここで新しいS級ハンター最上真と対峙することになる。戦うこということはないだろうが、お互いの実力を吟味するぐらいは起こりそうだ。
『俺だけレベルアップな件』61話、62話の感想・考察
めでたくS級ハンターの実力を手に入れた水篠旬だが、せっかく対抗しようとした右京将人はジュンイチローによって倒されてしまう。それでも右京と戦う可能性は残されているが、その頃には旬の方が実力が上になっていそうだ。
S級クラスのキャラが次々と登場してきており、物語全体のレベルが上ってきた感じがある。架南島という攻略すべきダンジョンも現れたことから、今後水篠旬と他のS級たちが協力してダンジョン攻略する可能性が見えてきた。