『俺だけレベルアップな件』79話、80話の見どころ・ネタバレ
1.水篠旬の成長に気づく白川大虎
水篠旬は貪欲の玉を鑑定してもらうと、2つとないアイテムなので相当な高値が付くと言われる。旬は売ることは保留しつつ、自分がストアで買った武器を見せるとそれも高値で売れることから、そもそも貪欲の玉を売る必要性はないのでは?と思案する。
白川大虎は水篠旬が明らかに実力が上がったことから「成長可能なハンター」なのではと予想する。そんな能力を持っているのならそもそもどのギルドにも所属せず、自分でギルドを立ち上げるのは必然だと考える。
水篠旬の家の前にはマスコミたちが押し寄せており、外に出るのも一苦労な状況になる。そんなときに家を訪ねてきたのは、父親に家を追い出された諸菱賢太であった。
© Kakao piccoma Corp.:自分が持つアイテムを鑑定してもらう水篠旬
はっきり言って、水篠旬が手に入れたレアアイテムはなかなか他では手に入らないだろうから売るのはもったいないとは思う。ストアでいくらでも買えるアイテムを売るのが妥当なところだろう。
水篠旬が隠している能力の1つ「成長可能なハンター」というのに白川大虎が気づく。この作品では唯一気づいた存在だろう。この情報を拡散するかはわからないが、他のS級ハンターも水篠旬が成長していけばいずれ気づきそうである。
2.悪魔城の上階を攻略開始
水篠旬は悪魔城攻略前に、妹や町内会を守るために影の兵士たちを護衛に付ける。オークションで対熱気の装備を買った旬は、準備万端で悪魔城の再攻略を開始する。
新しい影の兵士である「キバ」と「貪欲の玉」の相性が良く、範囲攻撃によって悪魔たちを大量に倒せるようになる。新クエストは悪魔王の討伐であり、報酬として新スキルを手に入れられる。
賢太の父親・諸菱明成が目を覚ますとそこは病院であった。明成の病気は溺睡症の可能性が高いと言われる。溺睡症は魔力耐性が低い人間がなる病気で、このハンター全盛の時代に自分は淘汰される側の人間なのだと明成は悲観するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:架南島のモンスターが生きたまま別の島に上陸する
影の兵士は独立して動かせるので、味方の護衛をさせるのに有効だ。強い主人公が仲間を狙われて不利な展開になる、というのはよくあるが、水篠旬にその展開は通用しない。
旬が得るスキルはノーコストで使えるのが多いので、覚える得である。特に影の兵士を強化できるスキルは、影の兵士が多いのでその分、効果もでかい。
『俺だけレベルアップな件』79話、80話の感想・考察。
水篠旬の母親だけでなく、諸菱賢太の父親も溺睡症にかかる。「命の神水」をいくつ作れるかは知らないが、もし諸菱明成も救えるのなら、多大な借りを作ることができる。
架南島の問題も徐々に進行しており、旬が悪魔城を攻略したあたりで、架南島レイドが発生しそうである。架南島のモンスターはアリということなので、これも大群が予想されるため、影の兵士を大量に仲間にできそうだ。