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『ゴッドオブブラックフィールド』第221話ネタバレ感想|煉谷と虎太郎が真っ向勝負で激突

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『ゴッドオブブラックフィールド』第221話ネタバレ感想|煉谷と虎太郎が真っ向勝負で激突

※本記事には『ゴッド・オブ・ブラックフィールド』第221話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

前回は、恭弥が挑発に応じて全面戦闘を決断しつつも、周防だけは生かしておけないということでその手で葬り去りました。さらに、双方が銃を捨てて刃物のみでの決闘に突入し、緊迫した空気の中で戦いの幕が上がります。

そして今回は、陣形を組みながら戦う恭弥たちに、手練れの刺客たちが立ちはだかります。各所で激戦が繰り広げられる中、煉谷と虎太郎による死闘がついに始まりました。

目次

見どころ1:手練れを揃えた周防の戦力

戦闘の火蓋が切られ、恭弥たちは整った隊列で敵に向かって突撃します。

恭弥は左翼をダエル、右翼を安西に任せ、全員に隊列を崩さず戦うよう徹底させました。

最初に恭弥の前に現れたのは、ナタを手にした屈強な男。接近戦の末、敵の喉元にナイフを突き刺して勝利を収めますが、敵は死の間際に反撃しようとし、その執念に恭弥は驚かされます。

すぐさま背後から、再びナタを構えた別の男が襲来。

激しい攻防の末、恭弥のナイフは折れてしまいます。武器を失いながらも機転を利かせ、敵の隙を突いてナタを奪取。すぐさま逆襲に転じ、仕留めることに成功します。

『ゴッドオブブラックフィールド』第221話ネタバレ感想|恭弥(コイツもかなりの手練れだ。傭兵時代でもこんな強敵はなかなかいなかった。こんなヤツらがオレたちの倍いるのか・・・)

恭弥(コイツもかなりの手練れだ。傭兵時代でもこんな強敵はなかなかいなかった。こんなヤツらがオレたちの倍いるのか・・・)

©Kakao piccoma Corp.

息を整えた恭弥は、この先に控えるさらなる強敵たちに備えながら、戦場を駆け抜けていきました。

恭弥の前に立ちはだかった2人の刺客は、どちらも常人離れした技量を備えていました。

特に、致命傷を負いながらも反撃の一手を放った最初の男の動きは、死に際の本能とは思えないほど正確で、訓練された兵士の執念を感じさせます。

恭弥が「傭兵時代でもなかなかいなかった」と評するのも頷ける描写でした。

なかやす

それだけの猛者たちが複数存在し、しかも数で優っていたとなれば、やはり気になるのはなぜ周防がこの戦いで死ぬという未来を迎えたのかという点です。

作戦も準備も、少なくとも戦力面では恭弥側を大きく上回っていたはずです。にもかかわらず、この戦場において周防は不利に立たされています。

裏を返せば、それは「油断」の代償だったのかもしれません。恭弥たちを「虫けら」と侮り、迎え撃つ形での戦いに満足してしまった。その油断が、一枚岩にまとまった少数精鋭の攻撃を見誤らせたのではないでしょうか。

なかやす

敵の練度が極めて高かったからこそ、周防が最後まで冷静に采配を振るっていれば、恭弥たちはこの時点で敗れていた可能性すらある。そう思わされる一連の激闘でした。

見どころ2:虎太郎、手練れすら罠に落とす剣技

虎太郎は煉谷の部下たちを斬り伏せながら、戦場を蹂躙していきます。その凶行を止めるべく、煉谷が前に立ちはだかりました。

両者は激しく鍔迫り合いを繰り返し、やがて互いに間合いを取ると、鋭い斬り合いへと突入します。両者に傷が増えていくなか、徐々に煉谷が防戦一方となっていきました。

恭弥はその様子を遠くから目にし、加勢を決意しますが、敵の妨害に遭い思うように動けません。周囲を確認しても味方は誰も動けない状況。恭弥は目の前の敵を素早く倒し、突破口をこじ開けようとします。

一方、煉谷は虎太郎のわずかな隙を突いて、腹部にナイフを突き立てようとします。

しかしそれすらも虎太郎の罠でした。狙われていたのは煉谷自身ではなく、そのナイフ。虎太郎は刀でそれを叩き折り、無防備となった煉谷を一刀のもとに斬り伏せます。

虎太郎「…あばよ」

©Kakao piccoma Corp.

煉谷はうつ伏せに倒れ、駆け寄る恭弥の叫びが戦場に響き渡りました。

この一連の対決で、虎太郎という男の異質さが際立ちました。

煉谷は長年の経験に裏打ちされた剣技で立ち向かい、序盤こそ互角の戦いを見せます。

なかやす

しかし、虎太郎はただの「強い敵」ではありませんでした。彼は相手の技量や癖を冷静に観察し、仕掛けた隙にすら罠を張る。まさに一枚も二枚も上手な相手だったのです。

煉谷が渾身の力で突き出したナイフを狙い打った一手には、技術だけでなく心理戦の読み合いまでもが含まれていました。

単なるパワー勝負ではない、搦め手も使う剣士。この男こそ、これまで登場した手練れたちをも凌駕する存在です。

まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第221話

  • 恭弥はダエルと安西に左右を任せ、隊列を整えて突撃
  • ナタを持った敵の執念深い反撃に恭弥が驚かされる
  • 敵はいずれも異常なまでに訓練された猛者だった
  • 周防側は戦力・練度ともに恭弥たちを大きく上回っていた
  • それなのに殺されてしまった周防は、油断が原因か
  • 虎太郎は煉谷の部下たちを次々と斬り伏せて進軍
  • 煉谷が立ちはだかり互角の剣戟を繰り広げるも徐々に劣勢
  • 煉谷の一撃は虎太郎の罠で、逆に武器を破壊されて敗北
  • 虎太郎は心理戦も操る格上の存在であることが明らかになった
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