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『ゴッドオブブラックフィールド』第240話ネタバレ感想|恭弥がスミセン救出へ焼肉屋から即出動

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『ゴッドオブブラックフィールド』第240話ネタバレ感想|恭弥がスミセン救出へ焼肉屋から即出動

※本記事には『ゴッド・オブ・ブラックフィールド』第240話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

前回は、恭弥がスミセン救出の報を受け、焼肉屋での食事を中断して現場へ向かいました。移動中には犯人から直接連絡が入り、スミセンを人質に恭弥一人で来るよう脅されます。

そして今回は、恭弥がダエルと共に現場へ到着し、黒川たちと合流して作戦会議が始まります。屋根の監視役や侵入経路の制限といった厳しい状況の中、恭弥は単独突入の決断を下す展開です。

目次

見どころ1:スミセンを奮い立たせる一言

スミセン救出の一報を受けた恭弥は、焼肉屋の店外で安西から状況を確認し、すぐさま行動に移します。店内では花恋や西誠司、ミシェルたちが心配するも、恭弥は「すぐ戻る」とだけ言い残してその場をあとにしました。

現場へ向かう車中、黒川からの電話で、スミセン宅周辺に特殊部隊が配備されたこと、そして不審な人物を特定中であることが共有されます。

恭弥は、この事件にも爆弾が関与している可能性が高いと考え、玄関以外の侵入経路の確認や、必要に応じた狙撃手の手配も依頼します。

その後、安西たちの車を降りた恭弥は、ダエルの車に乗り換え、現場へと急行します。その移動中、犯人から直接電話が入りました。

犯人は「一人で来ること」だけを要求し、要求をのまなければスミセンを殺すと脅してきました。スミセン本人の声で生存が確認されると、恭弥はこう言葉をかけます。

『ゴッドオブブラックフィールド』第240話ネタバレ感想|恭弥「無事ならそれでいい。すぐ行くから待ってろ。オレが誰だか忘れるな。何としてでも耐えろ。わかったな?」

恭弥「無事ならそれでいい。すぐ行くから待ってろ。オレが誰だか忘れるな。何としてでも耐えろ。わかったな?」

©Kakao piccoma Corp.

会話を終えたあと、ダエルはリーダーとしての恭弥の行動に疑問を投げかけます。単独で乗り込む危険性や、最悪の事態に備えるべきではないかという意見も出ますが、恭弥の決意は揺らぎません。

ダエルが共に行くと言っても、恭弥は「だったらオマエだけでも生き残ってオレの仇を討て」と語り、自ら危険の中心へと向かう覚悟を固めます。

なかやす

この場面で興味を引いたのはのは、スミセンとの通話中に恭弥がかけた力強い一言です。

中でも「オレが誰だか忘れるな」という言葉はとても印象深くセリフです。

恭弥は、これまで傭兵として数えきれないほどの修羅場をくぐり抜けてきた男です。その記憶をスミセンに呼び起こさせることで、状況に飲まれそうになっている彼の精神を奮い立たせようとしたのではないでしょうか。

言葉の裏には、命令や叱責ではなく「お前なら耐えられる」と信じる気持ちが込められているように感じられます。

見どころ2:リスクを承知で挑む恭弥の決断

スミセンの自宅へと急ぐ恭弥に、黒川から電話が入ります。現地にはすでに特殊部隊が配置され、黒のワゴン車が待機しているとの報告が入ります。

ただし、屋根の上には監視役が1人おり、その存在が狙撃手の配置を難しくしていました。

恭弥たちは黒川の車に乗り込み、合流して作戦会議を行います。しかし、現時点では犯人の正体も目的も判明しておらず、さらに他の侵入経路も封じられている状態でした。

黒川は、恭弥が犯人と通話できる状況であることを確認すると、通話機器を渡し、犯人との交渉を託します。

恭弥が電話をかけると、犯人は挑発的な態度を取りながら、10分以内に一人で入ってくるよう要求し、それが守られなければスミセンの命はないと脅迫してきました。

犯人「聞いていた話と違ってずいぶん小心者だな。10分以内に入ってこなければスミセンを殺す。これが俺の答えだ」

©Kakao piccoma Corp.

恭弥は一人で乗り込む覚悟を固め、武器の準備を要請して車から出ようとしますが、その直前で黒川に呼び止められます。彼はこのまま恭弥を行かせてよいのか、葛藤を抱えているようでした。

なかやす

この場面で目を引いたのは、犯人からの通話後に恭弥が迷いなく突入の決断を下すところです。

さらに注目すべきは、恭弥が「オレの安全は保証されているのか?」と問いかけ、最悪のケースを冷静に見据えていた点です。

犯人はこの問いに対し、はぐらかすような挑発的な態度で返しました。つまり恭弥にとって、自分ごと標的にされる可能性は依然として拭えなかったわけです。

それにもかかわらず、彼は躊躇することなく覚悟を固め「やっぱりオレ一人で行くしかない」と言い切ります。

ここには、相手の返答に依存せず、自分自身でリスクを受け入れて行動を選び取る恭弥らしさが表れていました。

なかやす

彼にとって最も重要なのは、スミセンを救うという目的であり、そのために自身の命を賭けることすら当然と捉えているように見えました。

まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第240話

  • 黒川からスミセン宅周辺に特殊部隊配置の報告を受けた
  • 犯人は恭弥一人で来るよう要求し、応じなければスミセンを殺すと脅迫する
  • 恭弥は通話でスミセンを奮い立たせる言葉をかけた
  • 黒川との作戦会議で狙撃手の存在により侵入が制限されていた
  • 安全保証を得られずとも恭弥は単独突入のリスクを受け入れる
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