『ゴッドオブブラックフィールド』99話、100話の見どころ・ネタバレ
1.圧倒的戦闘力でギャングをねじ伏せる
ギャングを多数用意したデイビッド大柴に対して、「人数が少ないが大丈夫か?」と挑発する西恭弥。
調子に乗って一対一を仕掛けてきたギャングを一撃で沈めて、戦いが始まる。多人数相手でも関係なく、ギャングたちを倒していき、恭弥はデイビッド大柴が呼んだ全員のギャングを倒してしまうのであった。
ここらへんは、元傭兵でもある西恭弥にとってまさに腕の見せ所というシーンであった。今まで相手にしてきたヤツらと比べれば、今回の敵は物の数ではなく、一瞬でかたをつけてしまう。肉体もだいぶ鍛えられており、徐々に傭兵時代の頃の実力を取り戻しつつあるのかもしれない。
2.薫を殴れという恭弥
ギャングたちを制圧し、デイビッド大柴をボコボコにした恭弥は、椎名愛子に如月薫を殴れと言う。
今は、恭弥がいるからいいが、恭弥がいなくなったら、また同じ上下関係になり薫を怖がり続けるとして、薫は無力だとわからせるために殴れと再度言うのであった。
覚悟を決めた愛子は薫を叩きまくる。結果、薫は泣き崩れてしまうのであった。そんな姿を見た愛子は薫もただの人間であり、無力な人間なのだと再認識するのであった。
©Kakao piccoma Corp.:愛子に叩かれる薫
恭弥の力で相手を制圧するというスタイルや思考は一貫している。しかし、その暴力を相手(今回だと愛子)にやらせるというのは、珍しいシーンであった。それだけのことを薫はやったのだから仕返しは必要なのだということと、このままでは結局、薫に精神的優位な状況が続いてしまうからそれを覆したかったのかもしれない。
『ゴッドオブブラックフィールド』99話、100話の感想・考察
恭弥が、アリオン社のデイビッド大柴と薫を撃退したおかげで、ドラマ周りの話は一旦終了となると思ったが、思いのほか、大柴の復讐心が強かったらしく、話はまだ続きそうである。
しかし、政治的に手を回そうとしても、恭弥の周りにはかなりの強い人脈が構成されているので、暴力以外の方法で恭弥を追い詰めようとしても、デイビッド大柴では勝ち目がなさそうである。
前回記事:98話:アリオン社を襲撃する恭弥
次回記事:101話:謎の人物に助けてもらう
用語記事:登場人物・主要キャラ・用語まとめ