
今回(アバランチ 4話)のあらすじ
月10ドラマ『アバランチ』第4話予告映像
身分を偽って黄月蘭子に接触する羽生誠一。蘭子の犯罪を証明する動画を見せ「Kファイル」を渡せと脅す羽生。
蘭子がKファイルを取りにいくと見せかけて、大山健吾に助けを求める。だが、大山は蘭子を助けるつもりはなく、令状によって身柄拘束・Kファイルも差し押さえてしまうのであった…
今回(アバランチ 4話)の見どころ
1.蘭子と羽生の不敵な笑い
蘭子の強気な姿勢に、裏に大山内閣官房副長官がいるのではないかとカマを掛ける羽生。
このときの、二人が見せた不敵な笑みが両者の「肝の座りっぷり」を表現出来ていて実に良かった。
羽生側は「どうせ言うことを聞くしか無いんだ」という余裕があるように見えたし、蘭子側も「自分には強大かつ多数の後ろ盾がある」という余裕がある。
2.黄月蘭子の走馬灯シーンの演出
追い詰められた蘭子が過去を回想して、自殺するシーンがある。
蘭子が過去の栄光を回想してるときはは左側(しもて)から右側(うわて)に移動していて、描写も光が強く明るい。
下手(しもて)から上手(かみて)への移動は「挑戦や上昇」を意味するから、それも意味として込められているのだろう。
そして、蘭子はその道を振り返る、つまり視線が「上手から下手」に変わるのだが、これは「転落」を意味していると思われるので、その後の自殺を予感させる演出である。
3.打本鉄治のシュールなギャグ要素
今回、指揮を取る打本だが、終始シュールなギャグが散りばめられていた。
ターゲットの神崎龍臣(かんざき たつおみ)の疑惑を絶対に暴くと意気込んでいるので、打本と神崎に因縁があると思いきや何もなかったり。
あくまで嘘の調査で患者の親族から話を聞いているのに、感情移入してガチ泣きしたりと面白い。泣き顔を見た明石リナの「え?こいつマジか?」みたいな表情も良い演技であった。
4.順風満帆すぎて不安を思わせるラスト
アバランチの仲間たちは素晴らしいと思わせたり、みんな笑顔だったりで実に順風満帆な演出が入る。
だが、それが逆に「今後、何か悪いことが起きるのではないか?」と不安を煽ってくる。
アバランチのことをよく思っていない記者の存在も匂わされており、あの記者が何かしらアバランチに攻撃を仕掛けてくるのではないかと予想できる。
今回(アバランチ 4話)の感想・考察
とにかく、打本鉄治(演:田中要次)の演技が面白かった。
お前、めっちゃ因縁ありそうなのに何もないんかーい!とか、実力だけで雇われた奴っていたのー!って終始ツッコミまくった。
正義感溢れるのに、なぜかその正義執行の手段は爆弾っていうのも過激すぎるw
打本の本性が知れて羽生・牧原との相性も良さそう、気の合うトリオになりそうで今後が楽しみ。
今回のTwitter感想・評判
