『ラスボスの私が主人公の妻になりました』14話、15話の見どころ・ネタバレ
1.魔法で罪人たちを黙らせる
アヴェルの代わりとしてやってきたフィオナは、罪人たちにどのような処罰をするべきか考えていた。丸腰で領地の外へ追い出すか、生殖器を切断するのどちらかにしようとフィオナは決める。
見せしめとして処罰は大々的にやらなければと思ったフィオナだが、そこに住民のシャーロットが止めに入る。どうやら子どものフィオナが傭兵の罪人は裁けないと思って割って入ったらしい。しかし、魔導士のフィオナは心配無用と、住民の静止を振り切って判決を言い渡す広場に到着する。
反抗的な態度をとる傭兵の罪人たちに、フィオナは雷の魔法を足元に連続で打ち込み黙らせるのであった。
フィオナは魔導士であることを罪人たちに見せつけて、黙らせる。フィオナは実力があることを見せて、周りの人間達に自分が公爵の代わりに相応しい人間だと証明する。
アヴェルも本来、若くて舐められやすいフィオナをひと目の付きやすい場所で実力を披露することで、今後舐められないようにするのが目的だったのかもしれない。
2.アヴェルによる刑執行
罪人たちを魔法で黙らせたフィオナは、判決文を読み上げる。そんな様子を見ていた、シグレンは半信半疑であった「フィオナが魔導士」であることを認める。シグレンはフィオナの実力を認める一方、今後、別れたら二度と会えないのではないか?という不安に駆られる。
フィオナは先程思いついた、二択の処罰のうち片方を罪人たちに選ばせようとする。どちらも選びたくない罪人たちは強気な態度で罵詈雑言を並べる。
そこに突如、一部始終を見ていたアヴェルが現れる。アヴェルは二択など選ばせる必要はないとし、どちらの処罰も実行すると決定して罪人たちを裁くのであった。
©Kakao piccoma Corp.:一部始終を見ていたアヴェルが罪人たちの前に現れる
シグレンがフィオナに二度と会えなくなるのでは?と不安がる当たりはまだまだ子どもだという感じがする。シグレンの中では自分と同じ弱い人間であって欲しかったのかもしれない。
結局、裁く直前にアヴェルが登場したことから、最初からフィオナに裁かせるつもりはなかったのかもしれない。シグレンの予想通り、フィオナの力を民衆に見せるだけが目的だったのだろう。
『ラスボスの私が主人公の妻になりました』14話、15話の感想・考察
シグレンの不安と、フィオナの実力を民衆に見せつける回という感じであった。シグレンの中ではフィオナは守るべき女の子で、世間知らずの令嬢というイメージが抜けきっていなかったのだろうが、今回の魔法を目の当たりにしたことで考えを変えざるおえなくなったようだ。
アヴェルとしてもフィオナの名前を売るのが目的だったためか、処罰の段階になるとすぐに現れて、罪人たちの処罰を決定した。アヴェルとしてもフィオナをどのように使おうか、何か考えがあるのかもしれない。