『ラスボスの私が主人公の妻になりました』16話、17話の見どころ・ネタバレ
1.フィオナとシグレンの約束
アヴェルの割り込みはあったものの、罪人の処罰をなんとか終えたフィオナたち。シグレンはフィオナに「これからどうするつもりなのか?」と質問をする。
フィオナはこれまでと同じように暮らすと返答する一方で、もう会えなくなるのでは?と不安がるシグレンに「毎日会いにいく」と約束する。
対するシグレンもフィオナばかりに会いに来させるのは不公平だとして、ヘイロン城に入れる地位まで上り詰めて、フィオナに会いにいくことを約束するのであった。
シグレンはあまりにも実力が違うことで、もうフィオナと会えなくなるのではないかと不安がる。しかし、フィオナはシグレンを小説が始まるまでは見守ると決めているので、毎日会いに来ると宣言する。
シグレンもフィオナに会いに行けるぐらい強くなって、地位も上げると約束する。魔導士として天才のフィオナに並び立つには、実力が不足していると考えているようだ。
2.5年後の世界
フィオナがヘイロン領に来て5年が経過する。フィオナは18歳となり、シグレンは19歳になっていた。フィオナとシグレンは新兵を率いるほどの実力者になっており、北部戦線を守る主力となった。
©Kakao piccoma Corp.:成長し19歳となったシグレン
シグレンはヘイロン城に出入りできるだけの地位を手に入れ、アヴェルから剣術を学んで順調に成長していた。フィオナはというと、この5年で一生遊んで暮らせるお金を貯めることに成功し、あとはシグレンとユニスが出会って幸せになるところを見届けるだけとなった(あとは、隠居して悠々自適な生活)。
そんなフィオナを後継者にしたいアヴェルは養子にならないか?と提案する。だが、そんなものに興味のないフィオナは即座にそれを拒否する。拒絶されることを想定していたのか、アヴェルは別の案を出す。この5年で北部の戦力は向上し、モンスターの数も減ったことから、フィオナに自由を与えるとアヴェルは言うのであった。
ここで5年という年月が一気に経過して、登場キャラが大人になる。フィオナは相変わらずの実力を誇っていたが、シグレンも成長していくことでかなりの実力を手に入れたようだ。
小説の本編も始まろうという時期にアヴェルから自由を与えられることとなったフィオナは何を選択するのか気になるところだ。
『ラスボスの私が主人公の妻になりました』16話、17話の感想・考察
時間が一気に経過して登場キャラが大人へと成長する。シグレンは約束通り実力と地位を上げてヘイロン城に出入りできるだけの存在になっていた。
ふたりとも成長したことでタイトルの「主人公の妻になりました」への伏線回収も近そうだ。しかし、そうすると元々のヒロインであるユニスの待遇がどうなるのかが気になるところである。