『ラスボスの私が主人公の妻になりました』18話、19話の見どころ・ネタバレ
1.自由を与えられたフィオナ
アヴェルから自由を与えられたフィオナは、首都で暮らすのなら後見人になってもいいと提案される。
もうそろそろ、小説のヒロインであるユニスも現れるということで、自分の存在は邪魔になると感じたフィオナは首都へ行くのも悪くないと考える。
それと同時にグリーン伯爵家からヘイロン城に手紙が届いていたらしく、アヴェルがフィオナに手紙を渡す。手紙の内容は遺産手続きらしく、フィオナが死亡しているか確認したいというものだった。相続も復讐もする気がないフィオナは相続放棄のために1度は首都に行こうと考えるのであった。
自由を与えられたフィオナだったが、現状、何かやりたいという欲求はない。だが、もう少しで小説が始まる時期であること、そしてグリーン伯爵家の問題があることで首都行きを考え出す。
フィオナの話しぶりだと、ユニスはヘイロン城に現れて、シグレンと出会うと予想できる。
2.首都へ行くことを決めたフィオナ
フィオナは首都へ向かうことと、もうヘイロン城へ戻ってくる気はないことをシグレンに伝える。シグレンはうろたえてなんとかフィオナを止めようとする。
©Kakao piccoma Corp.:もうヘイロン城には戻ってこないと言うフィオナにうろたえるシグレン
そんなシグレンに「一生一緒にいられると思ってたんじゃないよね?」というフィオナ。シグレンはどうにか止めたいと思うのだが、フィオナは考えを変える気はない。
シグレンは首都へ向かうのならずっと首都に居ろとフィオナに伝え、いつか会いにいくと約束する。数カ月後、準備を終えたフィオナは首都へ向けて出発するのであった。
シグレンがフィオナに対して、好意を持ち始めていることがわかるシーンである。フィオナにはそんな気はないし、そもそもヒロインのユニスとくっついて欲しいと思っているので、恋愛対象外なのだろう。
シグレンはいつかフィオナに会いにいくと言っているが、ユニスと出会う前に首都に出てきたら小説から話がだいぶ変わってしまいそうだ。
『ラスボスの私が主人公の妻になりました』18話、19話の感想・考察
フィオナがシグレンを助けてからずっと一緒にいた二人だったが、とうとう別れがやってくる。フィオナとしては、このまま自分はラスボスにはならずに悠々自適に暮らし、シグレンとユニスが世界を救うのを待つというのが本線となるだろう。
フィオナ視点で話が続くと思うので、次のイベントは相続をどう放棄するのか?という問題になってきそうだ。すんなり相続放棄ができるのか、一悶着起きるのかが見どころになってくる。