『ラスボスの私が主人公の妻になりました』24話、25話の見どころ・ネタバレ
1.グリーン伯爵家を潰して家を出ていくフィオナ
グリーン伯爵家の麻薬取引の証拠を帝国の財務省に送ったフィオナは、次の段階として伯爵代理になったゼンから自分の戸籍をグリーン家から抹消してもらうために動き出す。
©Kakao piccoma Corp.:戸籍を抹消してもらうためにゼンの元に現れるフィオナ
戸籍を抹消してもらったタイミングで帝国の人間たちがグリーン伯爵家に詰めかける。最後の仕上げとして、フィオナはグリーン伯爵夫人を平手打ちして、自分は無関係であることを宣言し、家から出ていくのであった。
復讐を果たし、完全勝利をしてグリーン伯爵家を後にするフィオナ。フィオナとしてはこの5年で対応が変わっていれば、こんなことをする気はなかったのだろうが、相変わらずの家の態度に復讐を決めた感じであった。
フィオナはグリーン家の戸籍を失ったから、今後はどういう名前を名乗っていく予定なのだろうか?
2.フィオナを首都に足止めする方法
北部の呪われた龍を倒すことに成功したシグレン。これを手土産として首都へ行き、皇子と認めてもらって堂々と首都で暮らすのが目的である。
フィオナのことを追いかけたいシグレンは、フィオナがまだ首都に留まっているか心配になる。しかし、アヴェルがタウンハウスに最終兵器を備えているから大丈夫だと、シグレンを安心させる。
フィオナがタウンハウスに行くと手厚くもてなされる。アヴェルに言われたとおりにタウンハウスを視察するのだが、城の大きさ、そして資料の多さから調査が終わるまでとんでもない時間がかかりそうだと思うのであった。
比較的すんなりと呪われた龍を倒せたシグレンは、物語の開始となる「凱旋」をできる準備が整う。シグレンはフィオナを手に入れたいという思いがあるらしい。恋心がすでにフィオナに対して向かっていることから、ヒロイン・ユニスと上手くいかない可能性が高くなってきた。
フィオナはというとさっさと隠居生活をしたいのに、仕事が山積みで移動できないでいた。ここらへんはアヴェルの親心というか、弟子の気持ちを察して、フィオナの足止めに加担してくれたようだ。
『ラスボスの私が主人公の妻になりました』24話、25話の感想・考察
フィオナがグリーン伯爵家への復讐を果たしたことで、話は次の段階に進んでいく。シグレンも首都へ来るための功績を手に入れたので、ヘイロンにいた重要人物たちが首都へやってくる。
次からは舞台が首都になって話が展開していきそうだ。