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アニメ『チェンソーマン』2話感想・ネタバレ:早川アキとの認識の違い

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アニメ『チェンソーマン』2話 アイキャッチ
目次

アニメ『チェンソーマン』2話の見どころ・ネタバレ

1.ポチタはまだ生きている

デンジに優しくしてくれるマキマだが、その一方で「使えなかったら殺すし、逃げても殺す」ということを遠回しに表現してくる。結果的にその押し引きがどうでもよくなるぐらい、デンジはマキマに好意を寄せることになる。

デンジはてっきりポチタが死んだものだと思っていたが、マキマの指摘によって「ポチタは自分の中でまだ生きている」ということに気づく。元々、自分の体をぞんざいに扱うキャラクターだったので、「自分の命はポチタと一心同体だ」と思うことで、少しはブレーキが効くようになるかもしれない。

マキマはデンジを見つけたその足で、そのままデビルハンターの東京本部まで連れていき、デビルハンターにしてしまう。マキマは天然ぽい独特な雰囲気を持つ一方で、それだけの「権限」がある立場であることがわかる。

第1話ではなんとなくほのめかされた「デンジのマキマへの好意」であるが、2話目にしてその好意をデンジ自身が認識して明確に「好きだ」と思っている。この作品の世界観自体はかなり暗い設定なので、主人公の明るさや恋愛要素があるのは、その暗さを和らげてくれる。

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2.デンジを辞めさせようとする早川アキ

公安に配属されたデンジは早々に先輩の「早川アキ」とチームを組まされて、パトロールに出ることになる。しかし、パトロール中にデンジが「デビルハンターになった理由が不純である」と気づいた早川アキは、デンジをボコした上で、デビルハンターを辞めろと言い放つ。

しかし、デンジは「理由は不純」であることを認めつつも、今までの地獄のような生活から夢にまで見た普通の生活になれたのだから、絶対に辞める気はないと逆に早川アキを執拗な金的攻撃で倒してしまうのであった。

アニメ『チェンソーマン』2話:早川アキ
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA:デンジをボコした上でデビルハンターを辞めろと言う「早川アキ」

先輩として現れた早川アキはデンジと対比されるようなキャラとして登場する(アキもマキマに好意を寄せているらしいので恋敵とも言える)。

早川アキはデビルハンターのことを「死と隣り合わせの危険な場所」だと認識しており、しかも彼の「悪魔への復讐」というゴールは道半ばである。逆にデンジは「普通の生活ができる」デビルハンターという職業を最高の場所だと思っており、デンジのゴールである「普通の生活をする」という夢はすでに達成されてしまっている。

一方で、デンジは「まだ何か満たされない思い」があるらしいので、今後、それを見つけていくのがデンジというキャラクターの目標になってくると思われる(現在はなぜか女性の胸を揉むのが目標になっているが)。

3.「魔人」の存在

新しい概念として「魔人」という存在が説明される。「人間の死体を乗っ取った悪魔」のことを示しており、本来、デンジがなるはずだった存在だとわかる(ポチタはデンジの体は乗っ取らずに心臓を渡しただけ)。

おそらく、この「魔人」という存在がこの作品の主要な敵キャラクターになってくるのだと想像できる。

デンジが所属している公安対魔特異4課にも「パワー」という魔人がおり、マキマの一存によってデビルハンターとして雇われている。立場はデンジと同じで「使えないと思われたら殺される」というものらしい。

アニメ『チェンソーマン』2話:パワー
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA:公安対魔特異4課に所属する魔人「パワー」

デンジのような特殊な存在や魔人であるパワーのような、訳ありだが実力がある人達を集めた部隊が「公安対魔特異4課」となる。まだ、所属全員を説明されていないと思われるので、もっと特殊なキャラが出てきそうで楽しみだ。

アニメ『チェンソーマン』2話の感想・考察

魔人という「悪魔の力を持ちつつ、ある程度の知能を持つ存在」が出てきたことで、悪魔側の戦力がかなり強力たりえることが予想できる。魔人同士でチームなどを組まれたら、相当厄介だと言えるだろう。

しかし、「東京喰種トーキョーグール」のように敵側が強く、幅を効かせている世界にも見えないので魔人は徒党を組んでは居なさそうではある。

現状、デンジやパワー以外の「人間のデビルハンター」の実力がわからないので、どうやって魔人たちに対抗しているのかわからない。早川アキを見る限り、超絶な身体能力を持っているようにも見えなかったので、武器が特殊だったりするのだろうか?

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