アニメ『チェンソーマン』9話の見どころ・ネタバレ
1.チェンソーマンとして復活
完全に肉体を失った姫野だが、最後の力を使い幽霊の腕でチェンソーマンを起動させる。
頭を撃ち抜かれたはずのデンジだったが、チェンソーマンとして復活して襲撃者たちと戦うことになる。
しかし、相手の秘技によって真っ二つにされたデンジは、「チェンソーの心臓」が目的の襲撃者たちに運ばれてしまうのであった。
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA:復活したチェンソーマンに身構える襲撃者
チェンソーマンの能力がどうなっているかわからないが、致命傷を食らったはずのデンジが復活するほどの再生能力があるようだ。
相手の狙いが「チェンソーの心臓」であることから、この「再生能力」が目的で奪おうとしているとかあるのだろうか?
あと、刀の悪魔っぽい敵は「居合い切り」のような特殊な技を使っていたことから、もしかしたらデンジもチェンソーマンの力を引き出せれば、必殺技的なものを使えるようになるかもしれない。
2.復活のマキマ
「チェンソーの起動」をトリガーに復活したデンジだったが、マキマはそんな様子もなく普通に復活する。まるでチェンソーマンの上位互換のような復活能力だ。
しかも、マキマは京都という遠距離から東京の襲撃者の「名前の特定から的確に圧死」させている。
マキマのこの一連の能力から「汎用性の恐ろしく高い強力な悪魔1体」もしくは「複数の悪魔」と契約していると予想できる。
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA:マキマの遠距離攻撃に怯える襲撃者たち
襲撃者側も圧死していく仲間を見て、マキマの能力だと気づいたのでこの「圧死させる能力」は情報を握っていたのかもしれない。
マキマのアシストで敵を減らしたことで、コベニがデンジを救出することに成功する。
コベニが使っている悪魔はいまだに不明だが「やたらと身体能力が高い」ことだけはわかる。体術もかなり高レベルだったが、これは本人の能力なのか悪魔のアシストなのかまではわからない。
3.公安対魔特異4課の今後
銃を用いた襲撃によって公安対魔特異課の隊員はそのほとんどが殺されてしまう。生き残った隊員も辞める意志を表明して、一気に人員が減る。
組織は再編成されて、公安対魔特異4課に残りの人員を統合、そしてそのトップはマキマが指名される。
今までの人物紹介は茶番で「ここからが本当のチェンソーマン」として人員整理された感じがある(不要なキャラは全員死んでもらう形)。
マキマは今まで「何を考えているかわからない」怖さだったが、それに「人智を超えた能力を持つ」怖さがプラスされた。
アニメ『チェンソーマン』9話の感想・考察
今回はマキマの能力の一端を見れる回といった感じだった(あと、コベニの身体能力)。
公安の飲み会で「みんな同僚が死ぬのは慣れっこ」みたいな空気を出していたが、今回の襲撃で本当にその境地にいたのはマキマぐらいだと思わされる。
マキマのような無口でも無愛想でもないキャラが、常に感情が一定というのは目新しく映る。
次回以降、組織が再編成されて、チェンソーマンとして目的がより明確化されると思われる。ほんとうの意味での「チェンソーマンの物語」が開始された感がある。
前回記事:8話:規制された銃での襲撃
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