漫画『チェンソーマン 第二部』115、116話の見どころ・ネタバレ
1.前回の倒し方は使えない
永遠の悪魔のせいで水族館に閉じ込められた三鷹アサたち。アサはチェンソーマンだと自称する伊勢海ハルカに助けを求めるが、彼はただの「チェンソーマンマニア」であることを自白する。
永遠の悪魔は姿を現していない以上、デンジが前回使った永遠の悪魔を倒した手法は使えない。携帯電話も使い物にならず、八方塞がりになっていた。
精神的に追い詰められたアサは、デンジにデートに誘ったことを謝り、なんなら武器にしようとしたことさえ話してしまうのだが、デンジ自身はその話を特に聞いていないのであった。
© SHUEISHA Inc.:デンジに事件解決を提案するヒロフミ
永遠の悪魔が地獄から帰ってきたということで、再び閉じ込められる。前回は痛みを与え続けて自殺を選択させたが、今回は本体が出てこないのでそれもできない。
となると、今回永遠の悪魔を倒す役目は第二部で主人公の三鷹アサの役目となってくるだろう。戦争の悪魔はいなくなったが、能力自体は使えそうなので事件解決には困らなさそうだ。
2.水族館を買ったことにする
魚を食べれない三鷹アサのために、デンジはヒトデを茹でて食べさせることにする。調理中にデンジは身の上話として、同居人のために学費を稼いでいることをアサに話す。
ヒトデを食べたアサは、食べ足りないとして苦手な魚を食べる。そのときの魚を食べる表情が独特で、デンジはアサを「面白い」と表現する。
デンジから面白いと褒められたアサは調子に乗るのだが、そのタイミングで永遠の悪魔の倒し方を思いつく。アサとデンジは2人でお金を集める。そして、そのお金で「水族館を買ったことにした」アサは水族館を武器に変えようとするのであった。
©Kakao piccoma Corp.:デンジから面白いと褒められて喜ぶアサ
デンジは第一部の公安編を経て、かなりまともな感性がついている印象を受ける(女好き、モテたい欲は変わらないが)。おそらく、大学に行かせたい同居人は「ナユタ(支配の悪魔)」だと思われる。
アサは戦争の悪魔の能力で自分の所有物を武器にできる。なので、「100万円で水族館を買ったこと」にして武器に変えてしまおうということらしい。結果どうなるかが楽しみだ。
漫画『チェンソーマン 第二部』115、116話の感想・考察
デンジはあくまで第一部の主人公であり、第二部は三鷹アサが主人公だ。だからこそ、今回の問題解決は三鷹アサに任せられた形だ。
今回のような概念的な相手に対しては、戦争の悪魔(三鷹アサ)で対抗して、力勝負の相手だった場合にはチェンソーの悪魔(デンジ)で対抗していくとかになるのだろうか?
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