漫画『チェンソーマン 第二部』119、120話の見どころ・ネタバレ
1.ナユタ登場
三鷹アサがデンジの家にやってくる。デンジの家のルールは「デンジの家以外のドアは開けちゃいけない」「冷蔵庫は開けちゃいけない」「デンジとイチャイチャしちゃいけない」というものである。
デンジに好意があると思われていることは心外だとアサは否定する。デンジはアサが自分のことを好きだと思っていたし、なんなら自分もアサのことを好きになり始めていたので少なからずショックを受ける。
そんな考え事をしているデンジの隙をついて、戦争の悪魔・ヨルがデンジにキスをする。その場面をタイミングよく目撃した支配の悪魔・ナユタが、ヨルの頭を撃ち抜くのであった。
© SHUEISHA Inc.:デンジに好意がある可能性を全力で否定する三鷹アサ
成長後のナユタが二部にて初めて登場する。犬好きで大量に犬を飼っていたり、三つ編みなところがマキマさんを連想させる。支配の悪魔としてちゃんと能力も使えるようだ。
ヨルはデンジの好意を高めるためにキスをするのだが、ナユタに頭を撃ち抜かれてしまう。デンジと似たような存在なら、血を飲めば復活したりするのだろうか?
2.ナユタからの条件
ナユタの支配の鎖によって、三鷹アサは精神を犬にされてしまう。デンジはすぐに人間に戻すように言うのだが、ナユタは飯が先だと反抗する。
ナユタはアサを人間に戻す条件として「毎日アイスを食べさせる」「アサと仲良くしないこと」「それに伴い今日のアサの記憶は消す」を提示する。
ナユタに記憶を消されたアサはデンジに約束をすっぽかされたと思わされる。喪失感にうなだれているところに、吉田ヒロフミが現れて、今そうな三鷹アサを誘うのであった。
© SHUEISHA Inc.:出会う女全員に殺されそうになるデンジに指摘するナユタ
実際、ナユタの読みは当たっていて三鷹アサ、ひいては戦争の悪魔・ヨルがデンジを殺して武器にしようとしている。支配の悪魔としての能力は健在で、捕らえた対象を完全に支配下に置けるようだ。
ナユタはデンジに育てられているということもあって、犬好きなマキマ要素を受け継ぎつつも、乱雑なパワーっぽい性格になっている。
漫画『チェンソーマン 第二部』119、120話の感想・考察
デンジを武器化したいヨルの前にナユタが立ちはだかる形となった。ナユタが記憶を操作したことで、デンジことは結果的に諦めさせられる。
デンジを直接叩いてチェンソーマンを見つけるというルートがなくなり、次は吉田ヒロフミルートが描かれていくのだろうか?
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