『シャーロットには5人の弟子がいる』17話、18話の見どころ・ネタバレ
1.エヴァン・セルビルの動向
シャーロットのことを尾行していた人物は、シャーロットの弟子であるエヴァンであった。
しかも、エヴァンは「アリア・リッセン」のことをシャーロットだと見抜いていた。ジェフリーの話では、4年前のマーベルのカルベロン山脈で死んだという噂が流れていたようだ。
エヴァンはシャーロットですら気づけないほど、マナが変容しており「災い」と関係があることを連想させた。
どうやら、シャーロットがいなくなった8年間に一番変わってしまったのは、エヴァン・セルビルのようだ。シャーロットを見つける、もしくは復活させようとする過程で魔族と関わりを持ってしまったのだろうか?
2.クラウス帝国の若き皇帝
クラウスの首都アベンタで起きた地下崩壊の事件、魔獣騒ぎ、そしてマーベルからの宣戦布告と立て続けに問題が起きており、それをジェフリーやダン・モルテなどと協力して解決しようという話になる。
そんなところに、5年前に即位したクラウスの若き皇帝が現れて、宣戦布告してきたマーベルの皇帝の目的が「アリア・リッセン」であることを明かすのであった。
自分はてっきりクラウスのトップはジェフリー・テン・ルイスター大公だと思っていたのだが、しっかり皇帝がいたようである。実務や尊敬されているという点では、ルイスター大公が高い評価を得ているかもしれないが、どうやらちゃんと皇帝がいるのだとわかった。
しかも、宣戦布告してきたマーベルの皇帝の目的が「アリア・リッセン」ということは、マーベル皇帝であり、シャーロットの一番弟子でもあるカルシリオンはシャーロットの正体に気づいている可能性が高い。
『シャーロットには5人の弟子がいる』17話、18話の感想・考察
どうやら、エヴァンを筆頭に、シャーロットの存在に気づき始めている弟子たちが現れる。
エヴァンは実際に「シャーロット」と口にしているので、確信を得ているとわかる。マーベル皇帝カルシリオンも宣戦布告するほどだから、確信めいたものがあるのだろう。
シャーロットとしては、マーベルに行く予定だったのだから、カルシリオンと会えるのは渡りに船かもしれない。