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アニメ『名探偵コナン』R122話感想・ネタバレ:揺れる警視庁~1200万人の人質~Ⅰ

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目次

『名探偵コナン』R122話のあらすじ

コナンたち少年探偵団は、阿笠博士に連れられ杯戸ショッピングモールの観覧車に遊びに来ていた。一方、そこには佐藤美和子刑事の姿があり、3年前、警視庁捜査一課に配属されてきた松田陣平のことを思い出していた。そんな美和子の姿を見かけたコナンたちは声をかけ、先日のお礼におやつをご馳走してもらうことになる。その道中、高木渉刑事と白鳥任三郎警部に出くわし……。

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996:名探偵コナン

『名探偵コナン』R122話の見どころ

1.7年前の事件

7年前、萩原研二は爆弾処理班として爆弾を解体しようとしていた。爆弾が2つ仕掛けられていた事件で、片方は松田陣平が対処し、比較的簡単に解体できたようだ。

萩原の方もタイマーが止まっており、時間を掛けて爆弾処理を出来るはずだったが、突如タイマーが動き始め、萩原は逃げ切ることが出来ず亡くなってしまう。

その後、松田は萩原の敵を討つために、爆弾犯を追っている特殊犯係に転属願いを出すが、仇討ちが目的の松田の頭を冷やす意味も込めて、願いとは別の強行犯係に配属となるのであった。

前回の「警察学校編」で出てきたキャラクターたちが警察官になった後の話が今回描かれている。萩原と松田は爆弾処理班という危険な任務を任される職場にいたこともあり、若くして亡くなっている。

どうやら、この爆弾犯は爆弾をふたつ用意して、それで人を操りハメて殺すというのが手法らしい。

2.3年前の事件

強行犯係に転属となった松田陣平は、佐藤美和子と組むことになる。コンビを組んだのは短い期間であったが、両思いであったようだ。

松田は爆弾予告から爆弾が設置されている場所を即座に突き止めて、現場に急行する。観覧車に爆弾が仕掛けられていることを発見した松田は一人で乗り込み爆弾の解除に望む。

しかし、爆弾には「爆破3秒前にもっと大きな爆弾を設置した場所を表示する」という仕掛けがほどこされており、松田はその情報を得るために爆弾解除をせずに亡くなってしまうのであった。

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©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996:決死の覚悟で得た松田の情報を教える佐藤美和子

おそらくだが、松田も萩原と同じ爆弾犯にハメられて殺されてしまう。何年も時間を掛けて犯行予告をしたり、爆弾処理班に苦渋の選択をさせるなど、かなり熱意がある犯人のようだ。

3.そして、3度目の事件

コナンたちと佐藤美和子が偶然出会い、これまでのお礼も兼ねて美和子がコナンたちにケーキをごちそうすることになる。ケーキ屋の前には高木、白鳥刑事がおり、爆弾予告があったから店を調べたが何もなかったという話を聞く。

帰ろうとした白鳥の乗った車には、犯行予告と爆弾が仕掛けられており、車ごと爆発するのであった。

おそらく、今までの爆弾犯の仕業であり、3年ぶりに活動を再開したと思われる。高木、白鳥のふたりが爆弾を探しに店内に入っている間に、車に爆弾を仕掛けたのだろう。

犠牲になっているのは、ことごとく警察のことから、警察に恨みがある可能性が高そうである(人を殺したいのなら、ケーキ屋の中に爆弾を仕掛ければよかった、なのに警官が乗る車に爆弾を仕掛けた)。

前回の記事↓
》『名探偵コナン』1038話感想・ネタバレ:警察学校編 Wild Police Story CASE.伊達航

『名探偵コナン』R122話の感想・考察

今回は、佐藤美和子にフォーカスを当てた話となっている。美和子は3年前の事件を今でも引きずっており、吹っ切れていないようだ(だから、美和子に恋心がある高木、白鳥両名はアタックできない)。

爆弾による犠牲者がいまのところ、警察ばかりなので、犯人の狙いは警察官にありそうだ。特に、白鳥刑事を狙った爆弾は露骨だったので、警察への恨みが見える。

起爆する瞬間を自分で操作していることから、犯人が現場近くにいる確率は高そうである。そこらへんをコナンたちが推理していくのかなと予想できる。

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