アニメ『ドールズフロントライン』1話感想:荒廃した世界で可愛いキャラが銃撃戦

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『ドールズフロントライン』1話のあらすじ

第三次世界大戦により戦闘に特化した「戦術人形」が普及した未来。大手軍需企業「鉄血工造」の戦術人形が突如人類へ反旗を翻した。民間軍事会社「G&K(通称グリフィン)」所属の戦術人形「M4A1」たちAR小隊は、極秘任務を受けて敵地へと潜入するが、そこに現れたのは鉄血の戦術人形「エージェント」だった──。

©SUNBORN Network Technology, Mica Team / GRIFFIN & KRYUGER
『ドールズフロントライン』1話の見どころ

1.時代背景

2045年に第三次世界大戦が勃発し、最新兵器として戦術人形という、人型戦闘兵器が投入された。戦争も終わろうという中、大手軍需企業の「鉄血工造」が戦術人間をもって人類に牙をむき、攻撃を始める。それに対抗しているのが民間軍事会社のグリフィンである。

鉄血工造もグリフィンも、戦術人形に戦闘を任せているので、人間がほとんど登場しない。鉄血工造にいたっては、なぜ人類に反旗を翻したのかもよくわかっていない。

鉄血工造の人間たちは全員殺されていて、全部戦術人形に乗っ取られているのではないかと勘ぐってしまう。

2.エリート戦術人形部隊、AR小隊

AR小隊は他のグリフィン戦術人形と違って、高性能かつ自律して作戦立案・実行ができるようだ。(他の戦術人形は命令がないと同じ行動を繰り返している感じ)

グリフィンと鉄血工造は「リコ」の残したデータを手に入れようとぶつかることになる。リコとそのデータが重要な存在だということがわかる。

グリフィンの戦術人形の上位機種が、AR小隊であり、さらにグレードアップしたのが鉄血工造の「ハイエンドモデル」という認識でいいのだろうか?

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©SUNBORN Network Technology, Mica Team / GRIFFIN & KRYUGER :鉄血工造のハイエンドモデル「エージェント」

ハイエンドモデルの「エージェント」であるが、唯一無二のモデルかと思ったが量産されているようだ。逆に、AR小隊のモデルは複数機存在するのだろうか?作中でてくるかは不明。

3.AR小隊の連携

グリフィンの戦術人形には「ツェナープロトコル」という通信システムを使っているらしく、それをエージェントにハッキングされて次の行動が読まれてしまう。

しかし、AR小隊の訓練や経験の賜物なのか、通信なしに高度な連携をして、エージェントを四方から囲み込み倒すことに成功する。

「鉄血工造」は物量と高性能さで相手を押しつぶそうとし、「グリフィン」は限られた戦力で、戦術や連携で対抗するというのが見て取れた。だが、鉄血工造が「ハイエンドモデルを量産できる」というのは、分の悪い勝負と言えよう。

用語解説:カルパティア山脈

AR小隊が行動してた「カルパティア山脈」は中央ヨーロッパ・東ヨーロッパの山脈である。

主にスロバキア、ポーランド、ウクライナ、ルーマニアと、周辺のチェコ、ハンガリー、セルビアにまたがっており、全長約1500km。 スロバキアのブラチスラヴァ付近から北東に延び、東、南東へ向きを変えてルーマニア中部のトランシルヴァニアに達し、さらに西、北へと向きを変える。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:カルパティア山脈
Jeff Schmaltz, MODIS Rapid Response Team, NASA/GSFC
『ドールズフロントライン』1話の感想・考察

OP映像がかなり綺麗なアニメで感心した、どういう風に作っているのだろうか。3Dで作ってから2Dっぽくしてるのか?

指揮官役になるのは、最後に出てきた「ジャンシアーヌ」になりそうだ。ゲームだと指揮官がいるので、アニメ内でも指揮官がいることで、戦術人形はより力を発揮するようになるのかもしれない。

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