『ドールズフロントライン』2話のあらすじ
鉄血の「エージェント」に勝利した「M4A1」たちだったがグリフィンの支援小隊は全滅し、仲間も散り散りになってしまう。同じ頃、グ リフィン前線基地に着任した新人指揮官ジャンシアーヌは初任務を終え、人形たちと交流を深めていた。だが鉄血の新たな刺客 「スケアクロウ」が現れ、平穏は終わりを告げる──。
©SUNBORN Network Technology, Mica Team / GRIFFIN & KRYUGER:ドールズフロントライン 2話
『ドールズフロントライン』2話の見どころ
1.新人ジャンシアーヌの指揮
新人指揮官であるジャンシアーヌは、到着して早々に作戦の指揮を取るように命令される。
©SUNBORN Network Technology, Mica Team / GRIFFIN & KRYUGER:着任早々指揮を取るジャンシアーヌ
ジャンシアーヌは作戦前に戦術人形と会話をして、その性格や考え方を理解してから任務に挑む。この時点で、ジャンシアーヌが戦術人形のことをロボットとしてではなく、しっかり思考する存在だとして認めれいるのがわかる。
シミュレーション訓練のみで、実戦経験ゼロのジャンシアーヌだったが、完璧な指揮で、敵を全滅させ、味方の被害をゼロに収めた。とても優秀な指揮官であるとわかる、とともに、戦術人形の被害を最小限に抑えたいという方針がある指揮官であるというのも表現された。
実戦にでるのはすべて戦術人形なので、シミュレーションで練習した成果や経験が、そのまま実戦に応用できるのかもしれない。
現実の世界も、戦いがすべて機械化されたら、その指揮を取る人間はシミュレーションで練習したことをそのまま実戦で使えるようになるかもしれない。
2.グリフィンの試験に合格
ジャンシアーヌがいきなり指揮させられた任務は、実は民間軍事会社グリフィンの試験だったらしく、ジャンシアーヌもそれをなんとなく理解していたようだ。
自律する鉄血工造の戦術人形に対抗するには、今までとは違う才能が必要らしく、その才能があるかの最後の試験だったとのことだ。
ジャンシアーヌは戦術人形を大事にし、気さくに話しかけることから、戦術人形たちにもかなり気に入られたようだ。
3.ハイエンドモデルのスケアクロウ
鉄血工造のハイエンドモデル・スケアクロウが、グリフィンの戦術人形を捕虜とし情報を引き出そうとしているという情報が確認される。
グリフィンは捕虜の奪還と、スケアクロウが持つ鉄血工造の情報を入手するために、スケアクロウ撃破と記憶モジュール確保の作戦を立てる。
どういう理由で鉄血工造の戦術人形たちが暴走しているのか、突き止めるのは、この戦いを終わらせる最重要情報と言えるだろう。
スケアクロウは1体で全方位をカバー、攻撃できることから、1話目の「エージェント」の上位互換といった感じだろうか。防御力にも自信があるようだったが、近距離による一斉掃射で破壊される。
スケアクロウが戦術人形を捕虜にした理由は「M4A1」の居場所を知るためだったらしい。次回はその情報を手に入れた「エクスキューショナー」とM4A1との戦いが見れそうである。
『ドールズフロントライン』2話の感想・考察
前回の流れでジャンシアーヌとM4A1が出会うと思っていたのだが、今回ワンクッション置かれた形となった。
ジャンシアーヌは優秀な指揮官であると同時に、戦術人形のことを一個人として尊重し、なるべく壊したくないという思いのあるキャラクターであった。
今回のスケアクロウの登場で、「鉄血工造の戦術人形がなぜ暴走しているのか」の情報が手に入りそうであった。鉄血工造のハイエンドモデルは「かなり感情豊か」そうだったので、何かしら彼女たちを戦わせる「感情の変化」があったのかもしれない。