『ドールズフロントライン』3話のあらすじ
I.O.P.社の技術開発部16Lab主席研究員ペルシカからの「M4A1」救出依頼を上層部より任されたジャンシアーヌは、彼女がいると思われる座標へ戦術人形たちを派遣する。一方、任務遂行とAR小隊の仲間を救うべく孤立しながらも隠れ続けていた「M4A1」は、鉄血のハイエンドモデル「エクスキューショナー」と遭遇してしまい……。
©SUNBORN Network Technology, Mica Team / GRIFFIN & KRYUGER:ドールズフロントライン 3話
『ドールズフロントライン』3話の見どころ
1.M4A1救出作戦
ジャンシアーヌは16ラボのペルシカから依頼を受けて、M4A1の救出作戦に乗り出す。
ジャンシアーヌはいきなり救出作戦にでるのではなく、AR小隊の訓練動画を見て、彼女たちの性格や思考パターンを理解しようとする。(まずは、人形たちのことを理解するというのがジャンシアーヌらしさである)
訓練動画から、ジャンシアーヌはM4A1の性格を「人のことを常に気にすることができる一方で、優柔不断でもなくどこか頑固なところもある」と予想する。
その性格からM4A1は救出に来たグリフィンの戦術人形を巻き込みたくはないと思っており、合流するなら、鉄血からの追手を迎撃できる安全な場所だとジャンシアーヌは理解する。
この阿吽の呼吸こそが、物量や技術力で勝る鉄血に対抗できる重要な要素だろう。
2.ジャンシアーヌの戦術人形への思い
前回の戦いで、ジャンシアーヌが指揮する戦術人形たちが、スケアクロウの自爆に巻き込まれて破壊されてしまった。
ジャンシアーヌはこのことを負い目に思っており、少し元気がなくなっているようだ。そのことを察知して、戦術人形のMP5がジャンシアーヌと言葉をかわす。
©SUNBORN Network Technology, Mica Team / GRIFFIN & KRYUGER:ジャンシアーヌを元気づけようとするMP5
ここらへんの、コミュニケーションの密度の濃さが、ジャンシアーヌ部隊の強さを支えているのだと思う。
3.エクスキューショナーの戦闘能力
鉄血のハイエンドモデルであるエクスキューショナーは、今までの2体とは違い、近距離タイプだとわかる。
相手の射撃を撃ち落とし、高機動力を生かして一気に近づいて、肉弾戦を挑むのがエクスキューショナーの戦闘スタイルなのだろう。(ルパン三世の石川五エ門みたいな戦い方だ)
しかし、エクスキューショナーはまんまとM4A1とジャンシアーヌの連携にハメられて、近距離射撃によって仕留められてしまう。
これによってM4A1は無事に救出されたわけだが、まだAR小隊の残りの3人の救出が残っている。これは次回以降、M4A1とジャンシアーヌがタッグになって助けに向かうのだろうか?
『ドールズフロントライン』3話の感想・考察
てっきり、グリフィンとAR小隊は同じ組織という印象を持っていたのだが、AR小隊は16ラボ所属の戦術人形だったようだ。16ラボのペルシカは戦術人形の技術を作った人らしい、相当すごい人&猫耳を付けている変人だとわかる。
ジャンシアーヌがAR小隊の訓練動画を見て「学校にもいたわ、こういう子」と言ったのが印象的だった。やはり、ジャンシアーヌの中では戦術人形は、人間と比較対象になる存在だと自然に思っているのだと、わかるシーンであった。