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アニメ『江戸前エルフ』3話ネタバレ感想:巫女継承の儀ができた理由

アニメ『江戸前エルフ』3話ネタバレ感想:巫女継承の儀ができた理由
目次

アニメ『江戸前エルフ』3話の見どころ・ネタバレ

※引用画像は『©樋口彰彦・講談社/「江戸前エルフ」製作委員会』

1.お取り寄せ商品を食べまくる

エルダは注文待ちが起こるぐらい大人気なプリンをやっと通販で手に入れる。ちょうど小糸が帰宅してきてエルダは『プリンを独り占めするか、一緒に食べるか』悩む。しかし、エルダのために限定品のアイスを買ってきてくれた小糸の善意に負けて、エルダはプリンを差し出すのであった。

今は運送技術や保冷技術が発達し、遠方のモノをお取り寄せできるようになったが江戸の頃はそんな技術はまだなく、氷自体が貴重品であった。エルダも江戸時代に貴重な『お氷様』を提供してもらい楽しんでいた。

プリンやアイスを食べたエルダと小糸は食欲が止まらなくなり、お取り寄せしておいた他の食材にまで手を出す。結果的に夕飯が食べられなくなるぐらい食事をしてしまい、小柚子にこっぴどく怒られてしまうのであった。

アニメ『江戸前エルフ』3話:小糸、エルダ
・独り占めしようとしてたプリンを小糸に差し出すエルダ

ほとんど外出しないエルダの買い物方法はほぼ通販に固定される。巫女しかエルダに会えないと言われていたが、その実、宅配員とはあっていたようだ。(ハンコを押すだけなので会ってない判定かもしれないが)

江戸の時代からエルダは引きこもってて、食い意地を張っていたらしく食べちゃいけない氷も口にしてしまう。今までの巫女がどんな立ち位置だったかはわからないが、小糸はエルダの良い友人になっていそうだ。

2.巫女継承の儀

夜、冷え込む季節の午前2時に16歳になった小糸は正式に『巫女継承の儀』を行う。高耳神社の氏子たちが住む月島をエルダと巫女の小糸が夜中に練り歩いて、新しい巫女が誕生したことをみんなに伝えるのが目的だ。

儀式中はエルダのためか氏子は外に出ちゃだめ、灯りもつけちゃだめとなっている。提灯を持って歩く二人だが、そこでエルダは江戸時代はろうそくが貴重で、いまより灯りも弱かったことを話す。相手の顔が見えないから提灯に家紋や文字を書いて何者か、何用で外出しているかを相手に知らせたという。

儀式のゴール地点にはなぜか灯りのついたコンビニと小柚子が待っていた。小糸が小柚子に理由を聞くと『継承の儀』はエルダが『夜鳴きそばを食べたい』と騒いで初代巫女を困らせたことから始まったのだという。結果、今ではゴールのコンビニでラーメンを買って食べるというのが継承の儀になっているようだ。

アニメ『江戸前エルフ』3話:ラーメン
・継承の儀が終わりゴール地点のコンビニでカップラーメンを食べる二人

小糸はすでに巫女になっていたと思っていたのだが、正式な儀式はまだ済んでいなかったようだ。巫女継承の儀がエルダのわがまま発端なところは面白い歴史である。エルダの昔話で提灯の利用価値が知れたのは良かった。

エルダは引きこもりでわがままなではあるが、わがままを言って氏子を困らせていないかという気遣いの一面も見せている。彼女なりに慕ってくれている人たちへの心遣いはあるようだ。

アニメ『江戸前エルフ』3話の感想・考察。

提灯に『家紋や文字が書いてある理由』は普通に勉強になった知識だ。確かに灯りが少ないから相手の顔が見えず、何者かわからないというのは不便だったのだろう。その対策が取られるようになるのは必然か。

そして、新しいキャラとして大阪の神様(エルフ)が最後のシーンに登場する。OPに別のエルフや巫女がいることはわかっていたのだが、作品的には異世界から召喚したエルフは他にもいたということなのだろう。一応、現代にも異世界召喚の技術は継承されているのだろうか?

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