アニメ『江戸前エルフ』5話の見どころ・ネタバレ
※引用画像は『©樋口彰彦・講談社/「江戸前エルフ」製作委員会』
1.スマホにハマるエルダ
エルダが精霊を使って小糸にたくさん連絡したことで、精霊が疲れて元気をなくしてしまう。小糸はそんなに頻繁に連絡してくるならスマホのメッセージ機能を使えばいいと言う。気が乗らないエルダだったが、小糸のお下がりのスマホを渡される。
しかし、エルダが一度スマホを触りだすと楽しくなってしまい、物凄い数のメッセージを小糸に送ってしまう。あまりにもスマホばかりを使うようになってしまい、エルダは精霊を全く使わなくなってしまう。
スマホからのメッセージが多すぎかつスマホ依存になっているエルダを見た小糸はスマホをやめさせたいと思う。そこに現れたのはエルダに全く呼ばれなくなってグレてしまった精霊であった。グレた精霊を見たエルダは悪いことをしてしまったと思い、スマホを使うのを辞めると決意するのであった。
・小糸に連絡するために精霊を多用するエルダ
引きこもってのオタクであるエルダにとってスマホというのは最高のアイテムだと思っていたが、今まで持っていなかったようだ。案の定、手に入れたから瞬時にハマっていき中毒の領域に達する。
エルダとヨルデは昔はよく会っていたのかと思っていたが、単純に飛脚を通じてやり取りしていただけで、顔を突き合わせている回数はかなり少ないのかもしれない。
2.代々伝わる巫女の振り袖
小糸には内緒でジャンクフードを間食していたエルダの元に、大人の女性を目指すためにトレンチコートを買った小糸が帰宅してくる。口元と服にケチャップがついていたことから、すぐに間食していたことがバレてしまう。
トレンチコートが似合わない小糸に変わって、スタイルが良いエルダに着させようとする。猫背で姿勢が悪いエルダだったが、高麗の指示もあって背筋を伸ばしてトレンチコートを着ることで二人が驚くほどの美人が誕生する。
なぜ、小糸は大人の女性を目指しておしゃれをしているかというと、成人式に着ていく服が欲しいという理由であった。その話を聞いたエルダは高耳神社に代々伝わる巫女の振り袖を取り出して、小糸に着せる。振り袖がよく似合っていると高麗に言われた小糸は大変喜ぶのであった。
・姿勢を正しトレンチコートを着たエルダ
エルダは美人ということもあって小糸や高麗は色々な服を着て欲しいようだ。だが、江戸時代のおしゃれ禁止令を経験しているエルダはおしゃれへの興味は薄れている。神御衣を着慣れてしまった背景もあるのかもしれない。
400年の歴史のある神社、そして時の権力者である徳川家康の加護もあってか、代々巫女が引き継いでいる良い振り袖が存在していた。小糸の母親が早くに亡くなっているせいか、ここらへんのモノの継承はエルダによって行われる。
アニメ『江戸前エルフ』5話の感想・考察。
今までエルダの精霊にスポットが当たることがなかったが今回は言及される。一応、光の精霊という感じでいいのだろうか?今回の話で精霊にも感情があることが判明したのが面白いところか。
エルダは美人でスタイルも良いので色々な服を着せたいという欲求はあるだろう。だが、漫画となるとキャラの服を描き分けるのは大変なので服が固定された方が描きやすいか。実際、この作品のエルダは服は固定だし、小糸も制服と巫女服とほぼ固定されている。
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