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アニメ『江戸前エルフ』7話ネタバレ感想:甘える小柚子、甘やかされるエルダ

アニメ『江戸前エルフ』7話ネタバレ感想:甘える小柚子、甘やかされるエルダ
目次

アニメ『江戸前エルフ』7話の見どころ・ネタバレ

※引用画像は『©樋口彰彦・講談社/「江戸前エルフ」製作委員会』

1.甘える小柚子

小柚子は一人で豊洲市場に現れて、大人顔負けの買い物上手な所を見せる。学校帰りの小柚子はなんの料理を作ろうか思案し、姉の小糸のためにアップルパイを焼こうと考える。しかし、小糸はイベント準備があるため、小糸は料理を振る舞う機会を失ってしまう。

後日、小柚子は自由研究の課題が出たと言って『昔の遊びを教えて欲しい』と小糸に頼む。そこにエルダが現れて昔の遊びを教えてくれることになる。凧揚げが昔は『いかのぼり』と言われていたことや、人形遊びとして『あねさま人形』があったと教えてくれる。

エルダはシャボン玉液の作り方を教えてくれて、それを使って境内でシャボン玉を飛ばすことにする。3人で遊んでいた所で、小柚子は『自由研究の課題が出たのは嘘』だと小糸に打ち明ける。最近、忙しかった小糸に遊んで欲しかったから嘘を付いたようだ。

料理も出来て、何かと大人びている小柚子であるが、年相応の甘え方を見せてくれたので小糸は小柚子を可愛がるのであった。

アニメ『江戸前エルフ』7話:小柚子
エルダが作ってくれたシャボン玉液を楽しむ小柚子

今回の前編の主役は小柚子で進行する。料理が得意で大人が出入りする豊洲市場でも一人で買い物できるほど大人びている小柚子だが、それでもお姉ちゃんと遊びたいという年相応の部分が見える回だ。

いかのぼり禁止だけど、たこあげは禁止されてねぇ!っていうエルダの話はかなり面白い江戸うんちくであった。

序盤に小柚子が小糸のために料理を作ろうとするが、それが出来ずに終わってしまう。次のシーンでは学校の課題があると小柚子が話をして、一見、話に繋がりがないように見えた。だが、実はそれは嘘でただ単に甘えたかっただけという裏テーマがあり、ちゃんと話に繋がりあった。

2.甘やかされるエルダ

エルダは抽選販売でしか買えない『ゴールデンカエルパンツァー』を欲しがるも抽選に外れてしまう。しかし、小糸の話からその商品が商店街の福引イベントの景品になっていることを知る。福引をするためにはスタンプラリーでスタンプを集める必要があると言われる。

エルダはスタンプを集めるために、小糸と初めて昼間から外出する。顔を隠してみんなからバレないように行動するエルダだが、街の人たちはエルダだとわかっていながら気を使って声をかけずにいてくれる。

最後のスタンプを手に入れるためにエルダと小糸は門井きららのもんじゃ焼き屋に行く。もんじゃ焼き屋は佐々木茜が昼から酒を飲んでおり貸し切り状態であった。もんじゃ焼きを食べ終わるとエルダと小糸は早速、福引をするために店を出ていく。

そこで先に福引を引いていた佐々木茜がエルダが欲しがっていた『ゴールデンカエルパンツァー』を持っていることが判明する。茜ときららは急いで福引所に先回りして、エルダが5等の『ゴールデンカエルパンツァー』が当たるように工作する。街の人たちの頑張りがいもあってエルダは無事に欲しかった商品を手に入れるのであった。

アニメ『江戸前エルフ』7話:ゴールデンカエルパンツァー
・茜が偶然手に入れていたゴールデンカエルパンツァー

作品中では初の昼間から外出するエルダを見ることができる。面白いのは街の人達はエルダが人見知りなのを知っていて過剰に接触しようとしないところだ。

5等の『ゴールデンカエルパンツァー』をエルダに渡すために街の人たち総出で口裏を合わせるのは凄い。小糸がたびたび話しているが、エルダは街の人たちから徹底的に甘やかされている。

アニメ『江戸前エルフ』7話の感想・考察。

前半は甘え下手な小柚子が小糸に甘える回、後半は街の人たちから徹底的に甘やかされるエルダの回となっていた。大人びていて、負の感情をさほど見せない小柚子が、小糸に甘えたいという珍しいシーンを見ることができた。

今までエルダは夜にしか外出していなかったので人と会うことがなかった。しかし、結局昼間に外出しても街の人達が空気を読んで話しかけてこないというのは予想外だった。てっきり、みんなから人気なのだから長蛇の列でもできるのかと思っていた。

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