『ゴッドオブブラックフィールド』10話、11話の見どころ・ネタバレ
1.やることが増えていく西恭弥
ヤクザとやりあったことが、ダエルに知られて、西恭弥は呼び出される。問題を起こさないで欲しいと釘を刺されつつも、ダエルからとある取引を持ち出される。
取引の内容は「いじめを受けている4人を助けて欲しい」というもので、代わりに「スポーツ推薦にして午前だけ授業を受ければ良い」ようにするということであった。
しかも、その後、恭弥は姫野に呼び出されて、月曜日にヤクザの事務所に乗り込むことになる。日本に転生してから、たったの数日でやることが山盛りになる西恭弥である。
©Kakao piccoma Corp.:西恭弥に暴力団とあって欲しいと言う姫野リナ
傭兵時代もリーダーを務めていたことがあり、それだけカリスマ性があるのか、西恭弥はやたらとみんなから頼られる。しかも、口は悪いもののしっかり対処してあげるところが、人を惹きつけるのかもしれない。
ダエルから問題を起こさないで欲しいと言われているのにもかかわらず、すぐにヤクザとの連絡を取り付ける当たり、戦うことに関しては躊躇のなさが見られる(逆にダエルはちゃんと日本に適応していて問題は起こさないようにしている)。
2.ヤクザ相手にひとりで乗り込む覚悟
土曜日で学校がないにも関わらず登校しようとする恭弥。しょうがないので、ダエルを呼び出して暇つぶしをしようとする。
ダエルの提案でふたりで地鶏鍋を食べることとなる。恭弥はダエルに「今の生活に満足しているか?」と聞き、ダエルは今の妻と娘に感謝しており、彼女たちを置いてどこかにいなくなるというのは考えられないと言う。
そして、恭弥は月曜日に暴力団と会う約束をしていることをダエルに伝える。しかし、ダエルに会う場所までは伝えず、あくまで一人で暴力団に対処すると言うのであった。
暴力団と問題を起こしたのは自分なので、ダエルを巻き込めないという思いと、いま幸せなダエルの生活を壊したくないという2つの考えが恭弥にはあったと思われる。
しかし、元傭兵だとしても高校生の体で、多人数の大人相手に勝つのは厳しいと考える恭弥。全盛期の力を取り戻すためにも、体を鍛える必要がありそうだ。
『ゴッドオブブラックフィールド』10話、11話の感想・考察
好戦的かつ、面倒見が良いからか、西恭弥は徐々にやることが増えていく。ダエルは今の生活に満足しているようだが、恭弥はまだ転生してから意識が戻ったばかりで、現状への評価が何もできていない状態である(しかも、忙しい)。
これだけトラブルを起こしやすく、しかも犯人探しのためにアフリカに戻ろうと考えている恭弥は、ダエルが指摘するようにまず、体を鍛える必要がありそうだ。そこらへんは、ダエルも学校の教師なので融通を効かせてくれそうだ。
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