『ゴッドオブブラックフィールド』16話、17話の見どころ・ネタバレ
1.父親には本当のことを話す恭弥
驚異的な回復力を見せた西恭弥は1週間で退院をする。退院してすぐに学校に登校しようとする恭弥に、父親が車で送り届けようと申し出る。
車の中で二人きりになったところで、父親が「何か隠し事はないか?」と恭弥に質問する。恭弥は意を決して父親に暴力団との衝突があったことを話す。隠していた理由は、母親に心配をかけたくなかったと話す恭弥。
父親は恭弥が生まれた頃に、母親に対して借りがあるらしく「母さんだけは泣かせるな」と忠告されただけで、話は終わるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:母さんには借りがあるという恭弥の父親
恭弥は医師やダエルの協力もあって、母親を騙すことに成功したが、父親はさすがに何かを感じ取ったらしく、恭弥に本当のところを聞く。
転生したばかりの恭弥は、すぐに家族を捨てて、アフリカに戻ろうとしていたが、徐々に家族に心を許し、信頼のために嘘をつかないような態度をし始めている。
2.いじめられてる4人を集めて運動部結成
退院早々、登校したことにダエルに驚かれるも、恭弥はすぐにダエルから依頼された「いじめられている4人を助ける」という任務をこなそうとする。
恭弥は学校の番長だったら鬼塚を倒したこともあり、学校では名が売れていた。すんなりいじめられている4人を集めることに成功した恭弥は、顧問にダエルを添えて運動部を結成することを宣言するのであった。
恭弥は「いじめているやつを直接制裁する」というやり方ではなく、「いじめられているやつをいつも見ていられるように一箇所に集める」という方法を取る。こうすれば、いじめられる心配もないし、何より運動部で体を鍛えることで、いじめに対抗できる実力も手に入る(やはり、なにかに対抗するには力が必要だという考えが根底にある)。
運動部の存在で、恭弥とダエルも肉体を鍛えて、傭兵時代の実力を取り戻すことが出来るので一石二鳥と言えるだろう。
『ゴッドオブブラックフィールド』16話、17話の感想・考察
転生後、「西恭弥のいじめ問題」から発展した鬼塚とのいざこざ、そして暴力団との抗争を終えて、やっとダエルからの依頼をすることができるようになる。
恭弥としてはダエルの依頼をこなしつつも、自分の体を鍛えられるのですぐに取り組みたかったことだろう。いじめられている4人も恭弥が目をかけていれば、いじめられる心配もないと言える。
これからは運動部を通じて、傭兵時代の実力を取り戻すというのが目的となってくるだろう(そして、アフリカで裏切ったやつを突き止める)。
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