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『ゴッドオブブラックフィールド』第177話ネタバレ感想|制裁の行きつく先…鳥山の末路

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『ゴッドオブブラックフィールド』第177話ネタバレ感想|制裁の行きつく先…鳥山の末路

※本記事には『ゴッドオブブラックフィールド』第177話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

前回の第176話では、恭弥が鳥山を問い詰め、安西の拷問によってようやく口を割らせるところまでが描かれました。鳥山は重大な秘密を持ちながらも、自分だけは助かろうとする姿勢を崩しませんでした。

今回の177話では、その続きを受けて、鳥山がどこまでも自分の利益を守ろうとする姿勢を見せる一方、恭弥は一切の妥協なく彼を追い詰めていきます。

裏金の受け渡しや重大な犯罪の記録など、隠されていた事実が次々に明らかになり、読者に大きな緊張感を与える回となりました。

目次

見どころ1:10億積んでもムダ!恭弥、鳥山の買収を一蹴!

鳥山は、恭弥に自分を見逃してもらうためにお金を持ち出してきました。最初は5億円を提示し、その後、1年後に3億追加、さらに合計10億円にまで増額します。

ですが、恭弥は一切表情を変えず、真っすぐに拒否します。

『ゴッドオブブラックフィールド』第177話ネタバレ感想|西恭弥「そんなこと言ってまた殺し屋を送り込むつもりなんじゃねぇか?」

西恭弥「そんなこと言ってまた殺し屋を送り込むつもりなんじゃねぇか?」

©Kakao piccoma Corp.

この場面を見ていて私は、お金の金額自体にはそれほど驚きませんでした。というのも、鳥山の話していることは全て嘘に聞こえたからです。

なかやす

恭弥もそのことを最初から見抜いていて、「とりあえずその場しのぎで逃げられればいい」と考えている鳥山の企みをはっきり断ち切ったように思いました。

さらに恭弥は、鳥山が持っていた証拠資料の提出を求めます。資料には、佐古田匠に渡した金の記録や、周防会長のもみ消していた事件の内容が書かれていると鳥山は言います。

その中でも、周防の性的な問題や、実行犯二人に金を渡していた事実が明かされ、物語の闇が一気に表に出てきます。

鳥山「か…会長は小児性愛者なのです!」

©Kakao piccoma Corp.

まさかこのようなことまで絡んでいたとは思っていなかったので、少しショックを受けました。証拠を集めることがどれほど重要か、改めて実感した場面でもあります。

見どころ2:逃げる鳥山に制裁!未発生事件として葬られる地獄の末路

恭弥は、鳥山に「病院にいるか、刑務所にいるか、どっちか選べ」と迫ります。この言葉を聞いた鳥山は、「見逃してください!」と叫びながら突然背を向けて逃げ出しました。

しかし、すぐに恭弥に髪をつかまれ、引き倒されてしまいます。

恭弥は鳥山の両腕と両脚をへし折ります。あまりに淡々とした行動に、ただの怒りや感情ではないものを感じました。

恭弥にとって、これは制裁であると同時に「もう逃がさない」という意思表示でもあったと思います。

なかやす

もし自分が鳥山の立場だったら、私は刑務所行きを選びます。これは私が西恭弥という人間を知っているからでしょう。とんでもない暴力の制裁があることを知っているからです。

病院で恭弥の目の届くところにいるより、刑務所に入っていた方が少しは安全かもしれないと感じました。

その後、安西がこの一連の出来事を「未発生事件」として処理するよう指示します。

なかやす

事件そのものが無かったことにされ、警察にもマスコミにも知られることなく片づけられる流れに、怖さを感じました。

安西「ちなみに本件は未発生事件だ」

©Kakao piccoma Corp.

裏の世界では、こうやって何もなかったことにされる事件がたくさんあるのかもしれない。

そう考えると、恭弥や安西たちが動いている現場は、普通の人の知らないところで成り立っているのだと感じさせられました。

まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第177話

第177話では、鳥山が持っていた重要な証拠を引き出すとともに、恭弥が徹底的な制裁を下す展開が描かれました。

特に、鳥山に対する恭弥の対応は一切の容赦がなく、冷静な判断と怒りが入り混じった行動が印象に残りました。

恭弥という人物の信念と怒りの深さが見える一話だったと感じます。

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