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『ゴッドオブブラックフィールド』第212話ネタバレ感想|恭弥が語る作戦終了の真意とは

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『ゴッドオブブラックフィールド』第212話ネタバレ感想|恭弥が語る作戦終了の真意とは

※本記事には『ゴッド・オブ・ブラックフィールド』第212話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

前回(第210話)では、恭弥と黒川による「グランドサークル掃討作戦」の始動が描かれ、政財界の腐敗に対する反撃が水面下で進められていきました。

また、恭弥はミシェルとの会食で、自分の感情や立場にも向き合う場面がありました。

そして今話では、まず恭弥がスミセンをあえて「作戦から外す」という選択を下し、新たな局面に備えます。

一方で朝のランニング中には、得体の知れない違和感が的中し、襲撃が現実となる展開も。緩やかな別れと突発の脅威、二つの流れが交錯する回となりました。

目次

見どころ1:スミセン離脱の真相と“偽りの撤退宣言”

スミセンとの食事中、恭弥が唐突に宣言します。

『ゴッドオブブラックフィールド』第212話ネタバレ感想|恭弥『周防を殺すのをやめにしたんだ』

恭弥『周防を殺すのをやめにしたんだ』

©Kakao piccoma Corp.

その言葉にスミセンは驚きながらも、「彼女たちを傷つけたくない」という理由で、別れの猶予を求めてきました。

あのスミセンがそんな情に訴えるとは意外でしたが、それだけ真剣だったのでしょう。

そして恭弥はその願いをあっさりと受け入れます。

なかやす

一見すると緊張感の抜けたやり取りにも見えますが、そこには「引かせるべき者を引かせる」恭弥なりの判断がありました。

食後、スミセンが去った後にダエルが本音を探ろうとします。

恭弥『本気なわけねえだろ?』

©Kakao piccoma Corp.

スミセンに嘘をついたのは、彼を信用していないからではなく「今後の作戦には加えられない」と恭弥が判断したからでした。

過去のように動ける状態ではない彼を守るための選択。そこにあるのは冷酷さではなく、仲間への思いやりです。

なかやす

しかも、ただ「戦力外」として突き放すのではなく、「情」を持って外すという采配が恭弥らしい。作戦の苛烈さが増す中で、こういうところに彼の「人間臭さ」が垣間見えるのが面白いところです。

見どころ2:不穏な勘が的中――バイク襲撃事件の予兆と発生

朝のランニング中、違和感を感じた恭弥は足を止めます。周囲を見回しますが、いつもと変わらない通行人、見慣れた風景。それでも彼の中にある違和感は消えません。

恭弥『オレの命を狙う誰かが!!』

©Kakao piccoma Corp.

この作品でたびたび描かれる「恭弥の直感」というやつです。理屈じゃない。理屈じゃないけれど、肌が、呼吸が、何かを感じ取ってしまう。

なかやす

いつ敵が襲ってきてもおかしくない状況で、日常のランニングすら戦場になっているというのは、恭弥の今の置かれた立場を象徴しているようです。

そしてその不安は的中します。

通行人のいない細い路地に差しかかるや否や、背後から大型バイクが突っ込んできました。

しかし恭弥は慌てることなく反応し、攻撃を回避した上でそのまま迎撃の体勢へ。

恭弥『…来いよ』

©Kakao piccoma Corp.

むしろ追い詰められているはずの立場なのに、攻撃を待ち構えていたかのような構えが印象的でした。

不利な状況をものともせず、瞬時に「戦闘モード」へ切り替えるあたりはさすが元傭兵。

このバイクの襲撃によってどのように物語が動いていくのか楽しみです。

まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第212話

  • 恭弥がスミセンに「作戦終了」と告げて表舞台から外した
  • スミセンは周防の女たちとの別れに猶予を求め、了承される
  • ダエルには新たな掃討作戦の存在を明かし、本音を共有
  • 朝のランニング中、恭弥は不穏な気配を察知
  • 通行人の中に敵はいなかったが、直感がバイク襲撃を的中させた
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