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『ゴッドオブブラックフィールド』第241話ネタバレ感想|背後からの銃撃を瞬時に感知する恭弥

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『ゴッドオブブラックフィールド』第241話ネタバレ感想|背後からの銃撃を瞬時に感知する恭弥

※本記事には『ゴッド・オブ・ブラックフィールド』第241話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

前回は、恭弥がスミセン救出のため現場に到着し、黒川らと共に作戦会議を行いました。犯人からの要求に応じ、一人で屋内へ入る決断を下す場面が描かれます。

そして今回は、黒川が恭弥に腕時計型盗聴器と電波妨害機を渡し、少しでも生還の可能性を高める準備を整えます。さらに恭弥は、万が一に備えてダエルへ後を託し、決戦の場へ向かいます。

目次

見どころ1:黒川の冷静なリスク軽減策

スミセンの自宅近くで車を降りた恭弥は、すぐに中へ向かおうとします。そこへ黒川が呼び止め、腕時計型の盗聴器を手渡しました。

この装置は周囲の音声を拾えるだけでなく、必要に応じて電波妨害機を作動させ、半径10メートル以内の電子機器を一時的に停止できる仕組みです。

電波妨害を起動するとスマホやリモコンも機能を失うため、もし相手が用意した爆弾がリモコン式なら起爆を防ぐことができます。

ただし、電波妨害を行うと盗聴機能は同時に失われるため、使用のタイミングが重要だと黒川から説明されます。

ダエルの助言もあって、恭弥は作戦中の合図として、自分が「必ず」と言ったら電波を遮断するよう依頼。黒川はその瞬間、監視役を狙撃して特殊部隊を突入させるといいます。

やり取りの最後に、恭弥はダエルへ強い言葉を残しました。

恭弥「もしもオレがやられたら後は頼んだぞ」

©Kakao piccoma Corp.

それに対し、ダエルは過激なまでの覚悟を語り、恭弥も笑みを浮かべつつ現場へ向かっていきます。

なかやす

このシーンで印象的なのは、黒川が「行かせない」という強制ではなく、少しでも安全を確保するための策を提示した点です。

黒川は恭弥が止まらないことを理解しているからこそ、彼の行動を前提にリスクを減らす方法を用意しているのが分かります。

腕時計型盗聴器と電波妨害機の組み合わせは、爆弾対策だけでなく作戦の合図としても機能し、準備の周到さが際立っていました。

一方で、恭弥が自分に万が一の事態が起きた場合に備えて、ダエルへ役目を託すくだりも印象的です。

恭弥はもはやただの高校生ではなく、倒れた際には後継者が必要とされる存在になっています。それだけ重要な使命や複数の責務を背負い、その立場は周囲の命運や大きな計画にも直結しているのだと感じられます。

見どころ2:背後からの銃撃を回避する驚異の反射神経

恭弥は徒歩でスミセンの自宅へ向かい、周囲が住宅ばかりで高い建物がなく、狙撃には不向きな環境であることを確認します。

敷地に入る前、ボディチェックをされることを予想し、あえて銃を渡して警戒を緩めさせる策を考えました。玄関をくぐると犯人に銃口を突きつけられ、リビングへ案内されます。

そこには顔を腫らし椅子に縛られたスミセンの姿があり、恭弥は彼が必死に抵抗したと察しました。

犯人たちに体を調べられ、拳銃を没収される恭弥。さらに別の犯人が服の下に大量のダイナマイトを巻いているのを見せつけます。やり取りの最中、背後から殺気を感じた恭弥は瞬時に反応しました。

『ゴッドオブブラックフィールド』第241話ネタバレ感想|恭弥(引き金の音!!)

恭弥(引き金の音!!)

©Kakao piccoma Corp.

間一髪で発砲を避け、攻撃してきた犯人の腕を取り、もう一人へ誤射させます。

その後の近接戦闘を制して倒すものの、別の犯人が爆弾のリモコンを構えました。しかし、押されたボタンは電波妨害によって反応せず、恭弥は飛び膝蹴りで相手を撃破し首を折ります。

そこへ再び銃を構えた犯人が現れますが、外からの狙撃で倒れ、ダエルや特殊部隊が突入。恭弥は無事に救出されました。

なかやす

この場面で際立っていたのは、背後からの発砲に対して即座に回避行動を取った恭弥の反射神経です。

殺気とわずかな動作音を察知し、体勢を変えて弾丸をかわす動きは、長年の実戦経験があってこそ可能な芸当でしょう。

さらに、単に避けるだけでなく、攻撃者の腕を取って別の敵に誤射させるという攻防一体の動きが、彼の戦闘技術の高さを物語っています。

一方で、リモコンを構えた敵に対しても全くひるまず対応できたのは、事前に仕掛けていた電波妨害があったからこそです。

危険を想定した準備と、それを現場で生かす判断力が見事に噛み合い、最悪の事態を防いだ展開は、恭弥が戦場の中で積み上げてきた経験の重みを感じさせます。

まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第241話

  • 黒川が恭弥に腕時計型盗聴器と電波妨害機を渡す
  • 電波妨害機は爆弾のリモコン起爆も防ぐ性能を持つ
  • 電波妨害の合図は「必ず」と決め、作戦開始のトリガーとした
  • 恭弥は万一に備え、ダエルへ後継の役目を託した
  • 現場到着後、恭弥は狙撃が不可能な環境を確認した
  • 背後からの発砲を察知し即座に回避・反撃した
  • 電波妨害により爆弾起動を阻止し敵を制圧した
  • 準備と瞬時の判断力が最悪の事態を防いだ回である
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