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『ゴッドオブブラックフィールド』第247話ネタバレ感想|隊員たちの無視に恭弥が即座に訓練場を離脱

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『ゴッドオブブラックフィールド』第247話ネタバレ感想|隊員たちの無視に恭弥が即座に訓練場を離脱

※本記事には『ゴッド・オブ・ブラックフィールド』第247話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

前回は、仁道病院で氷室院長が恭弥とダエルの回復速度の差に気づき、恭弥は自らの血を輸血してダエルの治療を試みました。その結果、ダエルは翌日には驚くほどの回復を見せます。

そして今回は、恭弥とダエルが訓練場を訪れ、作戦参加予定の隊員たちと初対面を果たします。しかし、そこで待っていたのは予想外に冷たい反応で、早くも不穏な空気が漂う展開となります。

目次

見どころ1:転生者同士の能力差

仁道病院で、氷室院長は恭弥とダエルの怪我の治り具合に大きな差があることに気づきます。恭弥は既にほぼ完治している一方、ダエルは退院時よりも悪化していました。

ダエルは絶対安静という医師の指示を守らず、動き回っていたため症状が悪化していました。恭弥は、それも作戦に参加したいダエルが怪我を隠していたのだろうと考えます。

そこで恭弥は、自分の血を輸血すれば回復が早まるかもしれないと提案し、ダエルもすぐに賛成します。氷室院長は危険性を説明したうえで輸血を実施し、その際に小林梓の回復についても改めて恭弥へ感謝の言葉を伝えました。

翌日、車で移動中のダエルは輸血の効果を実感し、喜びを隠せません。

ダエル「しかし、ここまで回復が早いなんて驚きっす!体験してみてもまだ信じられねぇっすよ」

©Kakao piccoma Corp.
なかやす

このシーンで描かれるのは、同じ転生者でありながら恭弥とダエルに存在する微妙な違いです。

ダエルは須賀先生としての生活や経験をしっかり引き継いでおり、行動面でもその記憶が活かされています。しかし、肉体的な能力においては恭弥との差が歴然で、怪我の回復速度がまるで別物です。

この差が二人の役割や作戦での動き方に、今後どのように影響するのかが気になるところです。

一方で、恭弥の驚異的な回復能力には魅力と同時に不安もあります。今回はダエルに輸血して好結果を得られましたが、その力に副作用や代償が潜んでいないとは限りません。

もしも回復力の裏に代償があり、それが輸血で相手にも及ぶ可能性があるなら、単なる便利な能力では済まないでしょう。この力の正体と安全性が、今後どのように語られるのかが気になるところです。

見どころ2:指揮官としての信頼ゼロの洗礼

恭弥とダエルが訓練場に入り、駐車場で車から降りると、西郷武志准尉が出迎えました。二人は案内され、野戦指揮所を想定して作られた質素ながら機能的な部屋に通されます。

そこでコーヒーを飲みながら、西郷は煉谷隊長から話を聞いていること、そして作戦に参加する隊員たちを隣の兵舎に待機させていることを説明しました。

兵舎に移動した恭弥とダエルは隊員たちと対面しますが、挨拶をしても反応はなく、態度は冷淡なものでした。

恭弥(コイツら…オレを指揮官として認めないってか?…面白い)

恭弥(コイツら…オレを指揮官として認めないってか?…面白い)

©Kakao piccoma Corp.

恭弥は2度も1班を呼びますがどちらも無視され、どの態度を見てダエルと共にその場を離れます。西郷も止めることはなく、外に出たところで安西たちと遭遇しました。恭弥は隊員たちを「期待外れ」と判断し、残りのメンバーは自ら選ぶと伝えます。

その後、車で戻る途中、ダエルは若い隊員たちをもう少し大目に見ても良かったのではと話しますが、恭弥はすでに十分譲歩したと言うのでした。

なかやす

このシーンで印象的なのは、西郷が形式的ながらも丁寧に恭弥たちを迎え入れたのに対し、その他の隊員たちは明らかに敵意を含んだ無視を貫いた点です。

恭弥が名を名乗り、班を呼んでも一切反応しない態度は、指揮官として認める意思がないことをはっきり示しています。短時間のやり取りでも、その場の温度差や対立の構図が鮮明になっていました。

一方、恭弥が部屋を後にする際、西郷はあえて止める行動を取らず、ただ見ているだけに留まりました。この様子からすると、西郷自身も恭弥を真の指揮官としては評価していなかった可能性が高いと感じられます。形式上は歓迎したものの、実際には恭弥のことを評価していなかったのでしょう。

また、恭弥にとっては、これから命を賭ける作戦に臨む隊員が、初対面の時点で信頼も敬意も示さないことは大きな失望だったはずです。

今後、どうやって残りのメンバーを決めていくのか気になるところです。

まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第247話

  • 恭弥とダエルは訓練場で西郷准尉の出迎えを受ける
  • 西郷は作戦参加隊員を兵舎に待機させていると説明する
  • 兵舎で隊員と対面するも無視され冷淡な態度を取られる
  • 恭弥は二度、1班を呼んでも無視され、兵舎から出て行く
  • 西郷は恭弥を引き止めず見送っただけで評価も薄い様子
  • 信頼も敬意も示さない隊員に恭弥は強く失望する
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