※本記事には『ゴッド・オブ・ブラックフィールド』第277話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。
前回は、ダエルがSBSの班長バジャーと交戦し、互いに裏を狙って接近した末に銃撃戦へ突入しました。バジャーはダエルをゴッド・オブ・ブラックフィールドだと誤認し、戦いは一対一の激しい攻防となりました。
そして今回は、銃撃戦から殴り合いに発展し、両者が意地をぶつけ合うことになります。一方で、別動のゴリラ大尉の班も待ち伏せを受け、戦況はさらに緊張を帯びていきます。
見どころ1:主導権を握る恭弥側
ダエルはSBSの班長バジャーと激しい交戦に突入しました。
至近距離での銃撃戦から始まり、互いに木陰に身を隠しながら撃ち合いが続きます。ダエルは弾切れに気づき焦りますが、リロードは間に合い、再び銃を構えました。両者の銃弾は防弾チョッキに命中し、吹き飛ばされながらも致命傷には至りませんでした。
バジャーは立ち上がり、今度は拳での勝負を挑みます。ダエルも応じ、ヘルメットを外して殴り合いに移行しました。ダエルの連打によりバジャーは度々倒れますが、その度に立ち上がり、執念を見せます。
最後には強烈な前蹴りと拳を受け、バジャーはついに気絶しました。ダエルはその粘り強さを認めつつも、戦いを終えたのでした。
一方その頃、別動のゴリラ大尉の班は森を進軍していました。しかし突然、前方からの銃撃を浴び、部下が倒れます。敵の待ち伏せに遭ったと悟ったゴリラ大尉は即座に反撃体勢を指示しました。
ゴリラ大尉「裏をかこうと移動したオレたちを待ち伏せしていただと?G・O・B以外にもこれほど頭の切れる指揮官がいたというのか?」
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こうして戦況は一層緊迫し、SBSとの本格的な衝突が避けられない展開となっていったのでした。

この場面で際立ったのは、恭弥たちが常にSBSよりも一歩先を行っていることです。
ダエルは撃ち合いの中での違和感を見抜き、裏周りを狙った動きを封じました。その後の肉弾戦でも冷静に対応し、粘り強く立ち上がるバジャーを何度も打ち倒して最終的に勝利します。執念深い相手を真正面からねじ伏せたことで、戦況における優位を明確に示したと言えるでしょう。
さらに、ゴリラ大尉の班も裏をかこうとしたにの逆に恭弥たちに待ち伏せされて奇襲を受けることになります。
全体として、奇襲や殴り合いといった場面を制し続けることで、恭弥たちが優勢に戦いを進めているのが伝わりました。
まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第277話
- ダエルとSBS班長バジャーが至近距離で撃ち合い
- 弾切れを狙われるもリロードに成功し反撃
- 防弾チョッキに銃弾が命中し双方吹き飛ぶ
- バジャーが立ち上がり拳での勝負に移行
- ダエルが連打で圧倒し最後は気絶させる
- 粘り強さを見せるバジャーをダエルが認める
- ゴリラ大尉の班がSBS本隊の待ち伏せを受ける
- 戦況が一層緊迫し本格的な衝突に突入する気配