ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』41話、42話の見どころ・ネタバレ
1.フランス大使からお礼と口止めをされる
新車発表会で挨拶をしていると、そこに駐日フランス大使のラノックが現れて西恭弥に握手を求める。フランス大使がいきなりタダの高校生の恭弥に握手を求めたことで恭弥含めて周りの人間も驚く。
©Kakao piccoma Corp.:恭弥に握手を求めるフランス大使のラノック
席を移してふたりで話しをしたいというラノックに対して、恭弥はそれを了承する。ラノックは開口一番シャフランについて話だし、フランスを代表する自動車メーカーが麻薬取引をしていたとなると大問題だったとお礼を言う。
ラノックはそれ以外にも恭弥に対して学費免除、フランス国籍の無条件の了承などで感謝を現す。その一方で「万が一にも今回の件が表立ってはいけない」として強く口止めをされるのであった。
フランス大使のラノックは今回何が起きたか全容を知っており、その上で恭弥の活躍も承知しているようだ。だからこそ、高校生の恭弥に対して最大限の礼儀を持って接していたと思われる。
ラノックは色々な好条件を恭弥に提示してきたが、それも全ては「変な噂が立たないため」だとわかる。本人も2年後に大統領選が控えているらしく、政治的な問題はなるべく少なくしたいのだろう。
2.会場にいたミシェルと話す
新車発表会にはミシェルの姿があった。どうやら雑誌の仕事でこの場に来ていたらしい。ミシェルは傲慢で知られるフランス大使のラノックが恭弥に対して挨拶をしており、かなり驚く。
その後、ミシェルとふたりきりで話すことになる恭弥。ミシェルは恭弥から壁を作られていると思っており、そのことを口にする。恭弥は「今誰かと特別な関係になるのは考えられない」と自分の気持ちを伝えると、ミシェルもこれ以上、積極的なアタックはしないと約束するのであった。
恭弥としても転生したばかりであり、転生した後もかなり忙しい日々を送っていたので、恋愛についてなにか考えるということが出来ないのだろう。ましてやシャフランを倒して、今後、傭兵として生きていくか、高校生として生きて行くのかも決断できていないので、ミシェルのことは考えられない。
『ゴッドオブブラックフィールド』41話、42話の感想・考察
シャフランの犯罪行為は、フランスにとっても見逃せない行為だったらしく、それを未然に防いでくれた恭弥にかなり感謝していることがわかる。その一方で、今回の噂を広めようとしたり、それでフランスを脅そうとするのは許さないという強行的なスタンスもしっかり見せてきた。
白井美紅よりも大人のミシェルには恭弥はしっかりと心のうちを話して、今は気持ちに答えられそうもないと言う。恭弥としてもミシェルのことを無下にするつもりはないので、友人として今後も付き合っていく気は見せる。ここらへんは恭弥の誠実さと言ったところだろうか。
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