ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』82話、83話の見どころ・ネタバレ
1.罠の可能性
ラノックの調査からシャフランが神奈川県川崎市の放置された工場施設にいることがわかる。フランス職員がまだ少ないらしく、ラノックから恭弥に協力要請がなされる。恭弥はそれを当然、了承する。
恭弥、ダエル、京極の3人で川崎に向かうことになる。移動の途中で、神代光輝から電話がかかってきて「新田宗次郎の息子の腕を折ったか?」と聞かれる。どうやら新田宗次郎は卑劣な策略家で知られており、恭弥にわざと息子を襲わせて神代組を襲う大義名分を得たらしい。
このことを知った恭弥は1つの可能性を考える。恭弥はもしかしたら、シャフランが川崎市にいるという情報も罠なのではないか?と考えを披露するのであった。
あまりにも上手く行き過ぎる展開に、恭弥も疑問を感じていたのか、神代光輝からの情報で考えを改めたようだ。本当にシャフランのいる川崎に行っていいのかを整理する必要がある。
しかし、新田組のことに関しては一切考えのリソースを割かないで、シャフランのことのみを考えているというのは、傭兵ゆえの切り替えの早さか、それとも心の底から暴力団の抗争には興味が無いかの二択だろう。
2.ラノックと首切り屋の居場所
恭弥は罠の可能性を考えて情報を整理し始める。すると、首切り屋とラノックがお互いに群馬県にいることがわかるのであった。
シャフランを逃すことになるが、恭弥たちはすぐさまラノックを守るために群馬県に向かう。相手の攻撃を待つよりも先制攻撃した方が良いと恭弥が提案するのだが、首切り屋はあくまで外国人事業家であり先制攻撃すると、こちらが逮捕される可能性があると京極が案を却下する。
なんとかラノックの元にたどり着いた恭弥たちは、京極の発言で首切り屋が現れたことを知るのであった。
©Kakao piccoma Corp.:京極が見つけた首切り屋
情報整理によって相手の狙いが見えてくる。どうやら、シャフランの情報を囮に首切り屋がラノックを暗殺しようという魂胆だったらしい。シャフランの居場所の情報は嘘か、もしくは捨て駒にされたと見るべきだろう。
しかし、先制攻撃できないというのは不利である。出来るとしたら、相手が攻撃しやすい場所におびき出して戦う場所をこちらが指定するぐらいしかないだろう。
『ゴッドオブブラックフィールド』82話、83話の感想・考察
ラノック囮案より、良い作戦が見つかって飛びついてみたら罠だったという回である。途中、恭弥の機転によって罠の可能性を探り、それに気づくことが出来たのは僥倖だった。
しかし、これで恭弥たち vs 首切り屋の戦いがほぼ確定したと言っていいだろう。ここで首切り屋を倒すことができれば、シャフランの護衛はいなくなり、自動的にシャフランを捕まえることにもなりそうだ。
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