U-NEXTで『ヒーラー・ガール』1話感想・ネタバレ:歌で人を治せる世界

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目次

『ヒーラー・ガール』1話の見どころ・ネタバレ

1.歌声で人を治療できる世界

この世界は、歌声の力を使って人の病気や怪我を治すことが出来る世界である。歌で人を治療することをヒーリングと言い、その使い手のことをヒーラーと呼ぶ。

主人公の「藤井かな」は見習いヒーラーとして修行中の身である。まだ、学生であり高校1年生。五城玲美と森嶋響も藤井かなと同じく見習いヒーラーであり、3人とも烏丸音声治療院で病院の手伝いをしつつ、修行をしている(3人の中では藤井かなが見習いとしては一番新人となる)。

藤井かなは見習いという身なので、まだ歌を使った治療は禁止されている。しかし、道中、怪我をしている男の子を見て、いてもたってもいられずヒーリングをしてしまうのであった。

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©Healer Girl Project:膝を擦りむいた男の子を歌で治療する藤井かな

この作品の主要4キャラクターの声優は「ヒーラー・ガールズ」という音楽ユニットを作っており、このアニメはこのユニットを元にして作られている。作品を見た限り、歌を歌いながら演じるシーンもあり「ミュージカル」のようなアニメとなっている(だからこそ、歌が歌える声優の4人を主役に添えたのだとわかる)。

見習いヒーラーは治療行為は行ってはいけないと師匠の烏丸理彩から言われているらしい。医療行為と同じであるならば、失敗する可能性もあるということなので、技術もない見習いが下手に治療すべきではないという意味なのかもしれない。

2.修行先の烏丸音声治療院

藤井かなの師匠は烏丸音声治療院の烏丸理彩である。どうやら天才ヒーラーと呼ばれ、音声医療界では「魔女」と呼ばれるほどの実力の持ち主らしい。

実際に、烏丸理彩の元にはかなりの患者が来ており繁盛しているのがわかる。かなたちはというと、病院の運営や楽譜の整理などをしている。

かなたちは、烏丸理彩が休みのときに稽古をしてもらい、ヒーラーとしての基礎能力を上げるために頑張っているようだ。理彩も治療の合間に寝ている描写が描かれていることから、歌うことでかなり体力を消耗するのだと予想できる。

主要3キャラクターのバックボーンについてはさほど語られない回であったが、現在、彼女たちが何をしているのかというのはしっかりと描かれた。3人ともヒーラーになりたいという、しっかりとした目標を持っており、そのためにブレずに突き進んでいるという感じだろう。

3.ゆいのおばあちゃんが倒れる

烏丸音声治療院に通院しているゆいのおばあちゃんが自宅で倒れたという知らせが入る。しかし、肝心の理彩先生は学会に出張中で病院にはおらず、見習いの3人だけで対処することとなる。

3人は手分けをして、救急車の呼び出し、理彩先生を呼びに行く係、そして、倒れたおばあちゃんを見に行くという風に動き出す。

倒れたおばあちゃんを目の前にした藤井かなは、なんとかしたいが「見習いは治療をしてはいけない」という制約を思い出す。ならばと考えた藤井かなは、倒れて呼吸の乱れたおばあちゃんの不安を取り除くための歌を歌う。その歌で、おばあちゃんを安心させることに成功した藤井かなはなんとか救急車が来るまで時間を稼ぐことに成功したのであった。

烏丸理彩の話から、まだ藤井かなは修行をしはじめて数週間しか経っていないことがわかる。しかし、今回の歌声からかなりの才能があることがうかがえた。

薬剤師の渚笙子が「あとで藤井かなのイメージを教えて」と理彩に頼んでいたことから、藤井かなが歌うことで見えていたイメージ映像はどうやらヒーラーにしか見えないもののようだ。

『ヒーラー・ガール』1話の感想・考察

1話の内容は、この世界の紹介やキャラクターの目標、そして才能などがわかりやすく描かれていた回であった。

ゆいに「変な服」と指摘されていたヒーラーの衣装だが、見た感じだと聖歌隊をイメージして作られていそうである。

今回、主要4キャラを演じる声優さんたちは、主要キャラを演じるのが初めての方もいるのでどういう演技をするのかを今後見ていきたい(歌いつつ演技をするというので、かなり大変な作品だと予想される)。

この作品は動画配信サービス「」を使って視聴し、感想を書いています。

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