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ピッコマ『もう一度、光の中へ』10話、11話感想・ネタバレ:6年の時が経つ

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目次

ピッコマ『もう一度、光の中へ』10話、11話の見どころ・ネタバレ

1.アイシャが名前を呼ぶ

イシスの「騎士の盟約」によって彼の覚悟を知ったアイシャは、意を決してイシスの名前を呼ぶ。アイシャが初めて喋ったこと、そして自分の名前を呼んでくれたことにイシスは泣いて喜ぶ。

アイシャはイシス以外にも心を開き、母親と父親にも話しかける。そんな仲睦まじい様子を遠巻きに見ていたアルセンとその先生は「イデンベルの皇室とは大違いだ」と言葉にする。

アルセンはいまだに「アリサの死」を疑問に思っており、その真相を掴むために動き出すと決意を固めるのであった。

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©Kakao piccoma Corp.:アリサの死の真相を掴むため動き出すアルセン

優しい家族に対して、前世の記憶が邪魔をして心を開いていなかったアイシャだが、イシスの「騎士の盟約」を境に心を開くとともに、言葉も喋りだす。やはり、兄のこれ以上ない愛情の深さにアイシャも決心がついたようだ。

イデンベル側の人間としてアルセンが動き出してくれたのは心強い。もし、アイシャがイデンベル皇室に復讐をするときが来たら、味方になってくれるかもしれない。

2.時は経ち6年後

6年の歳月が経ち、アイシャは7歳となる。前世の記憶を持つアイシャはその知識もあってか早々に読み書きができるようになり、皇室では天才として扱われる。

アイシャは精霊使いについて興味があるらしく、精霊について書かれた本を読むために古代語も学び始める。精霊について学んでいる理由は「イデンベル帝国への復讐」であり、精霊使いという能力はそのときの切り札になるとアイシャは考えている。

アイシャは学問において天才と思われているが、兄のイシスも槍の腕を磨き、今ではエルミール帝国でも相手がいないほど実力をつけているらしい。

一気に6年の歳月が過ぎ、アイシャもかなり成長する。前世の記憶もあってかアイシャは天才だと思われているようだ。皇位継承者の中で才能のあるものが出ると嫉妬を買いやすいが、イシスにいたっては単純に妹に才能があって嬉しいようだ。

家族から愛を注がれるアイシャだが、やはり彼女にとっての生きる目的は「イデンベル帝国への復讐」となっている。勉学に励んでいるのも、そのための力を手に入れるためである。しかし、他国の皇女が皇室を攻撃したとなると戦争になってしまうので、やり方を考える必要がありそうだ。

ピッコマ『もう一度、光の中へ』10話、11話の感想・考察

アイシャが心を開くというターニングポイントを終えたことで、序章が終わり、一気に時間が経過した感じである。イデンベル帝国にもアイシャの味方は居るぞ、という伏線も張られたのでアイシャの「復讐ルート」というのはほぼほぼ確定したと思われる。

アイシャの操る「精霊術」というのはどのぐらいの力を持っているのかわからないので、どういう用途で復讐に役立つのかはまだ想像がつかない(武力を持ってして復讐を果たそうという感じではない)。アイシャの記憶を消した「精霊の王」も今後、出てくると思うので楽しみである。

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