ピッコマ『もう一度、光の中へ』12話、13話の見どころ・ネタバレ
1.精霊術を磨こうとするアイシャ
アイシャはここ数日、春の祭典の準備で忙しくて会えていなかった母・アイリスに会いに行く。そこでアイリスは、アイシャがエルミール帝国アカデミーの教授から天才と評価されていることを話してくれる。
頭が良いアイシャに対して「あなたは何がしたいのか?」と質問するアイリス。アイシャはその質問に答えることが出来なかったが、アイシャの中では「イデンベルの皇室に復讐する」という思いが強く存在していた。
家族を巻き込みたくないアイシャは一人で復讐するためにも、精霊術に磨きをかけようとする。初級の古代語をマスターしたアイシャはその知識で精霊について書かれた本を読もうと思い始めるのであった。
家族の愛を受け止めて数年が経ったアイシャであったが「イデンベル皇室への復讐」への思いは断ち切れておらず、そのために動いているようだ。このまま復讐を実行するルートに行くのか、「復讐なんて虚しいだけだ」ルートに行くのかはまだ想像がつかない。
精霊使いとしての能力があることは家族に隠しているので、兄のイシスにも知られたくないようだ。精霊使いというのは現代では相当珍しい能力らしく、まさかアイシャがその能力を持っているというのは、想像もつかないだろう。
2.光の下級精霊の召喚
アイシャは精霊の歴史の本を読んで知識をつけていく。どうやら過去に精霊同士の戦いがあり、その戦いに精霊使いが巻き込まれたことで歴史が途絶えたようだ。
せっかく、精霊の召喚方法が記された文献を見つけたアイシャだったが、肝心の契約陣について記載が一切ないことに落胆する。しかし、精霊たちが教えてくれたもう1冊の本を読むとそこには下級精霊を召喚するための契約陣が載っていた。
さっそく、アイシャは召喚の準備をして精霊を召喚しようとする。その結果、召喚は成功し光の下級精霊「ルー」が現れるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:アイシャによって召喚された光の下級精霊「ルー」
精霊使いが具体的にどのような力を秘めているのか、今までわからなかったが今回のことで「精霊を召喚し、契約できる」存在だとわかった。
しかし、あまりにもあっさり精霊の召喚に成功してしまった。これはアイシャの才能の高さゆえだろうか?
ピッコマ『もう一度、光の中へ』12話、13話の感想・考察
アイシャは「イデンベル皇室への復讐」へ向けて動き出す。実際に、家系は皇族で裕福であり、本人は精霊使いとしての才能がある、しかもイデンベルには協力してくれそうな「アルセン」の存在もいるので復讐ルートは確保されている。
しかし、これだけ幸せな家庭に生まれて、このまま復讐を実行するのか?という疑問は常にある。だが、このままイデンベル皇室に何もお咎めなしというのも考えづらい、何か折衷案的な解決方法があったりするのだろうか?