ピッコマ『もう一度、光の中へ』16話、17話の見どころ・ネタバレ
1.アイシャの隠し事を察するイシス
雨の中、訓練をしたことで風邪を引いていたイシスの元へ、アイシャからの手紙が届く。手紙で「あまり無理をしないでくださいね」と言われたイシスは、それを噛みしめる一方で、アイシャが賢くて素晴らしいほど、自分も強くならなくてはという思いを固くする。
©Kakao piccoma Corp.:アイシャに手紙の返答をしようとするイシス
イシスはアイシャが何か隠し事をしていることは察しがついているようだ。しかし、言えない理由があるのだとアイシャの気持ちを汲み取るイシスは、信じて見守ることこそ最善だと考える。
妹思いなイシスを見るビオン・ベルトモアはテティス皇后が亡くなった時からだいぶ変わったと嬉しく思うのだった。
妹への溺愛モード絶賛継続中のイシスだが、やはりアイシャのことをよく見ているからか、彼女が隠し事をしているのはわかっているようだ。隠し事を追求しないのは、アイシャへの信頼の現れだろう(実際はイデンベル皇室へ復讐を考えているというのは皮肉だが)。
イシスも母親が亡くなったときには荒れていた時期があったらしい。だからこそ、そんなイシスを良い方向に変えてくれたアイリスやアイシャに感謝しているのだろう。
2.アイシャの治癒能力
春の祭典が始まり、式典や儀式が執り行われていく。アイシャは司祭が治癒の儀式をしているところを見学する。司祭はその信仰心の高さから光の精霊王ルミナスより力を借りて、治癒ができるらしい。
ルーの話では、精霊使いであるアイシャは今の時点でも司祭と同じレベルの治癒能力があると言われる。それだけ精霊使いであること、親和力が高いことは重要な要素となる。
アイシャは「エルミール帝国の公女が精霊使いである」という事は良い切り札になると考え、この治癒能力については黙っておくのであった。
今まで精霊使いがどんな能力を持っているのか明確化されていなかったが、どうやら光の精霊を従えていると治癒能力が使えるようになるらしい。
アイシャはこの力が切り札になると考えているらしいが、これは「復讐のための切り札」と考えるべきだろうか?
ピッコマ『もう一度、光の中へ』16話、17話の感想・考察
どうやらイシスは母親が亡くなった直後は荒れている、とまではいかなくても近寄りがたい雰囲気の時期があったようだ。だからこそ、そんな自分を変えてくれたアイリスやアイシャに対して礼節を持って接しているのだろう(別の母親が来てグレる可能性もあった)。
アイシャの精霊使いとしての能力が判明したのだが、これが復讐の役に立つイメージはつかない。どちらかというと国内で司祭として活躍するのに役立ちそうだ。