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アニメ『地獄楽』4話ネタバレ感想:島の化け物相手に生き残った者たち

アニメ『地獄楽』4話ネタバレ感想:島の化け物相手に生き残った者たち
目次

アニメ『地獄楽』4話の見どころ・ネタバレ

※引用画像は『©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA』です

1.民谷巌鉄斎の過去

死罪人の『民谷巌鉄斎(たみや がんてつさい)』は剣豪として有名で”八州無双の剣龍”呼ばれる。名が売れたことで藩主に向かい入れられるのだが、その時の会話にカチンときた巌鉄斎は藩主の門扉を真っ二つに切って破壊してしまう。それが発端となって、死罪になったようだ。

巌鉄斎の監視役は『付知(ふち)』が担当する。付知は常に解剖道具を身に着けており、解剖が得意なようだ。山田浅ェ門のことを巌鉄斎からバカにされたことで怒ったことから、山田浅ェ門としてのプライドや解剖への熱意がある人物のようだ。

巌鉄斎の最初の目的は競合する死罪人を殺すことであり、それが終わってからゆっくりと仙薬を探すつもりのようだ。しかし、そんな目的とは違って島に生息する謎の虫や巨大な化け物が襲いかかってくるのであった。

アニメ『地獄楽』4話:付知
・巌鉄斎に山田浅ェ門や解剖のことを馬鹿にされて怒りを向ける付知

島に上陸して早々に死んだものと生き残ったものが別れる。今回は、その中でも生き残った者たちの生い立ちが語られる。巌鉄斎は剣豪と名高く、色々な者たちと戦った経験がありそうなのでもしかしたら死罪人の中で最強クラスかもしれない。だが、左手を失っているので実力は落ちている。

付知というキャラは解剖が得意なことから、この謎が多い島で何か謎を解明してくれる役割を演じてくれるかもしれない。

2.杠との共闘

画眉丸と佐切も化け物と虫たちに襲われる。画眉丸は生き残るために心を殺して、化け物たちを次々と倒していく。佐切がピンチになるもそれすらも無視して化け物を倒そうとするが、画眉丸は無意識のうちに佐切を助けてしまう。

そこに死罪人の『杠(ゆずりは)』とその監視役『仙汰』と『源嗣』が現れる。杠は画眉丸に色仕掛けをして仲間にしようとするが、同じ忍者の画眉丸にはそれは通じない。

杠は画眉丸たちが共闘してくれるなら、杠たちが得た情報を提供するという取り引きを申し出る。画眉丸はこの提案を飲んで、杠たちから虫の習性やこの島の特徴を知り、その代わりに共闘することを選ぶのであった。

アニメ『地獄楽』4話:画眉丸、杠
・共闘を申し込みつつも、最後は仙薬をめぐって戦うことになると断言する杠

杠は『茂籠牧耶(もろ まきや)』と共闘すると見せかけて実験台にすることで虫の特性を知る。しかし、全てを画眉丸たちには話しておらず、人間が花になってしまうことまでは教えない。

ほとんどの死罪人は『競争相手を殺してゆっくり仙薬を探す』という手法を採用しているが、この杠は仲間を増やしていくことで先に仙薬を探し出そうとする珍しいタイプだ。裏を返せば『最後には出し抜ける』という自信があるのかもしれない。

3.兄弟の亜左弔兵衛と桐馬

島に上陸した死罪人『亜左弔兵衛(あざ ちょうべい)』と監視役『桐馬(とうま)』は他人を装っていたが、実は兄弟である。死罪として捕まった弔兵衛を助けるために桐馬は山田家に潜入し、1ヶ月という速さで代行免許を得ていた。

2人は元々赤稿藩の武家出身だったが、父親が藩主仇討ちに参加したことで死罪となり、その後も不幸の連続で盗賊に身を落とす。しかし、兄・弔兵衛の驚異的な環境適応能力で危機を乗り切り、盗賊のトップにまで登りつめていた。

この化け物と虫だらけの島にも弔兵衛は即座に適応していく。ピンチになった桐馬は見捨てて、武器を取りに行き一気に化け物たちを倒し切るという判断の速さを見せる。弔兵衛たちは更に自由になるために仙薬は自分たちで飲んでしまおうと考えるのであった。

アニメ『地獄楽』4話:弔兵衛
・言葉を喋る化け物たちを次々と殺していく弔兵衛

桐馬は1ヶ月で代行免許を得るという人物で、この作品中では天才に部類されそうだ。しかし、その兄・弔兵衛は天才とは違うが、環境適応能力が高く、弟の桐馬はその変化の速さこそが『強さ』だと評価している。

襲ってきた化け物たちが言葉を喋れていることから、おそらく元は人間である可能性が高い。少なくとも、この島には人間が関わっていることは確かだろう。

アニメ『地獄楽』4話の感想・考察。

死罪人で死んだのはおそらく4名、監視役の死者は1名で、死罪人が死んだことで引き返した監視役も含めると半数近くがすでに脱落したとわかる。杠と画眉丸は共闘しているので、一番勢力が多い5人グループになっている。

佐切が倒れてしまったが、これは疲労とプレッシャーによるものなのか、それとも島に関係する毒でも食らってしまったのだろうか?最大勢力ながらも負傷者がいることで、バランスが取れているとも言える。

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