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アニメ『君は放課後インソムニア』2話ネタバレ:天文部発足

アニメ『君は放課後インソムニア』2話ネタバレ:天文部発足
目次

アニメ『君は放課後インソムニア』2話の見どころ・ネタバレ

※引用画像は『©オジロマコト・小学館/アニメ「君ソム」製作委員会』。

1.学校内での付き合い方

中見丸太曲伊咲は不眠症と天文台をきっかけに仲が良くなるが、学校内では今まで通りに過ごそうと中見が提案する。伊咲は気にしていない様子だったが、突然仲が良くなった理由が不眠症と天文台なのでそれは隠しておきたいという思いが中見にはあったようだ。

中見と伊咲は直接な会話はしないものの、スマホアプリを使ってのコメントのやり取りはしていた。天文台をより便利で寝やすい環境にするために掃除やリフォームをしようとお互い意見を出し合う。

伊咲は安眠グッズを持ってくるとは言ったものの、中見が想像していたような物ではなく、どちらかというと賑やかしなグッズが増える。中見は否定的だったが、伊咲は『寝室を安らげない場所を認識しているから寝れない』という説があることを説いて、自分が持ってきたグッズも有用であると言うのであった。

アニメ『君は放課後インソムニア』2話:曲伊咲
・みんながいる前ではアプリを使ってコメントで会話する伊咲と中見

中見の家庭事情は話されてはいないが、一人で朝ごはんを作っていること、そして父親が飲んだくれな様子を見ると母親はいなさそうだ。中見としても、この環境で親を頼るというのは難しいのかもしれない。

クラスでは孤立していた中見だったが、伊咲とアプリ上とはいえ会話ができるようになったので、学園生活にかなり変化が訪れた。不眠症で夜も昼もつまらなかった中見からすると良い変化だろう。

2.天文台のリフォーム

図書室で地元の歴史と文化を調べるという授業をしている最中、中見が眠気を覚ますために廊下を歩いていると『粗大ごみで捨てる予定のソファー』を見つける。

天文台で寝るときは床に寝るしかなかったのだが、ソファーが手に入ればそれが緩和されると中見は思いつく。中見と伊咲は2人で協力してソファーを天文台へと運び、ゆっくり座れる環境を作り出すことに成功する。

中見は天文台のドアノブが壊れたままでは不便ということで、それを直すと提案する。伊咲は水泳部で時間がなかったが、中見は部活に入っていないので、その時間を利用して放課後にドアノブを直そうとするのであった。

アニメ『君は放課後インソムニア』2話:曲伊咲
・粗大ごみで見つけたソファーを天文台に搬入して座る伊咲

誰にも使われていないことをいいことに、2人は天文台をどんどん住みやすい環境に改造していく。さすがに布団までは持ち込んでいないが、倉庫になっていた環境からはガラリと見た目が変わった。

伊咲は水泳部に入っているが、中見は部活に入っていない。2人とも不眠症に悩まされてはいるが、そのアプローチや学校での振る舞いには差が出ている。中見はかなりマイナス方向に進んでいて学校での孤立や部活に入らないなどの結果になっている。

3.天文台占拠が先生にバレる

中見が天文台のドアを直していると、そこに猫が現れる。しかし、現れたのは猫だけでなく猫を追いかけてきた倉敷先生も現れる。誰も使っていないはずの天文台のドアノブを直していたことで、中見は倉敷先生から何をしているかと問われてしまう。

倉敷先生が天文台の中に入るとリフォームされており、勝手に使っていたことがバレてしまう。そこに伊咲も現れて、なぜここを使っていたのかと倉敷先生から問われると、中見は包み隠さず不眠症が理由でここで休んでいたと打ち明ける。

倉敷先生は教師である以上、このことは見過ごすことはできないとして上と相談して後日どうするか知らせると言われる。すると、後日2人は教員室に呼ばれる。怒られると思って教員室に向かった2人だが、教師たちから2人とも天文部員になるよう任命される。天文台という高級機材が使われないままというのは教師たちも頭を悩ませており、渡りに船だったようだ。

アニメ『君は放課後インソムニア』2話:伊咲、中見
・天文部員に任命されて天文台から追い出されないと知って喜ぶ2人

学生たちだけの楽園は長くは続かず2話目にして先生にバレてしまう。幸いだったのは中見の不調に気づいていた倉敷先生が発見してくれたことだろう。結果的に、2人は天文部員になることで天文台から追い出されることにはならずに済む。

学園モノを語る上で『部活』という空間は便利だ。放課後に学生たちが集まれるほぼ唯一の理由になる。ラノベ原作になると更に露骨で『部活の活動内容はあってないようなもの』という形で、ただ学生たちだけでだべったり、遊んでいることがある。(放課後に学生たちが集まれるもう1つの手段は『生徒会』だろう、これも比較的多い設定だ)

アニメ『君は放課後インソムニア』2話の感想・考察。

学生たちの理想郷は終わりを迎えて、学校での現実的な立ち位置を手に入れるという話になった。顧問には不眠症に理解のある倉敷先生が付き、それ以外の先生たちからも天文部を立ち上げたことで感謝されていることから、理想的な落とし所に収まった感じがする。

2話目で環境が完成したので、3話目以降は物語が動き出すための問題や新キャラクターなどが増えていくだろう。中見と伊咲の家族関係についても今後、言及されていきそうだ。あと、どうして不眠症になったのかというきっかけなども語られると面白そうだ。

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