アニメ『その着せ替え人形は恋をする』1話感想:相性がバッチリ合う新菜と海夢

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『その着せ替え人形は恋をする』1話のあらすじ

雛人形の頭師を目指す高校生・五条新菜。雛人形作りに一途な反面、好きなものが周りと合わず、中々クラスに馴染めずにいる。いつも輪の中心にいる人気者・喜多川海夢は、新菜にとってまるで別世界の住人。ある日、二人は掃除当番となり、ともに教室に残ることになるが……。

©福田晋一/SQUARE ENIX·「着せ恋」製作委員会:その着せ替え人形は恋をする 1話
『その着せ替え人形は恋をする』1話の見どころ

1.五条新菜は人形好き

五条新菜の実家は、雛人形を作る人形屋で、そこで育ったこともあり、新菜は雛人形が好きで人形作りをしながら成長してきた。

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©福田晋一/SQUARE ENIX·「着せ恋」製作委員会:雛人形の綺麗さに感動する五条新菜

仏壇を見るに、新菜の両親、祖母は亡くなっているらしく、祖父との二人暮らしのようだ。

過去に、女の子の人形が好きなことを気持ち悪いと否定されたことがあり、それがきっかけで自分の好きなことを周りに言い出せず、友達がいない学生生活を送っていた。

人間はどうしても共通の話題で盛り上がるので、「雛人形作り」が好きな新菜と話が合う人間がいままでいなかったのだろう。

2.真逆の世界にいる喜多川海夢

引っ込み思案で友人ができない新菜に対して、自分の気持ちをしっかり表現し、明るく、友達も多い喜多川海夢(きたがわ まりん)は新菜とは真逆の人間である。

アニメやゲーム・漫画の趣味があるらしく、その好きな気持ちを表現するために、コスプレにも興味を示している。

自分の気持ちは自分のために言わなきゃだめだよ」というセリフから、気持ちを表現することへのポリシーがあることが感じる。自分が好きなものをバカにされたら、即座に怒るのも、そういうポリシーから来ているのかもしれない。

3.趣味がバレる新菜

新菜が学校のミシンを使っているところを海夢に見られ、なし崩し的に新菜の「雛人形好き」がバレてしまう。

海夢は、新菜の趣味よりも、雛人形の綺麗さや、ミシンを使える新菜に驚いており、自分がコスプレ衣装を作っていることを明かす。

ここで「自分ではコスプレ衣装を作れない海夢」と「人形師としては半人前だが服だけは作れる新菜」の相性がバッチリ合う。

新菜としても自分の趣味を気兼ねなく話せる相手ができるというのは、ありがたいことだろう。

『その着せ替え人形は恋をする』1話の感想・考察

雛人形の「顔は作れないが服は作れる」というのは、雛人形において顔を作るのは最高難易度ということなのだろうか?この服だけ作れるというのが、新菜と海夢の重要な出会いの要素になってくるわけだが。

しかし、海夢がコスプレしたいと言っていたキャラクターだが、めちゃくちゃエロゲーっぽいタイトルだったが、実際のところどうなのだろうかw

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