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アニメ『その着せ替え人形は恋をする』5話感想・ネタバレ:新菜の特別な言葉

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目次

『その着せ替え人形は恋をする』5話のあらすじ

ついに雫の衣装を完成させた新菜。大好きな“雫たん”になれてテンションマックスな海夢の提案で、翌日のコスプレイベントに急遽二人で向かうことに。イベント初参加ながら、声をかけられ順調に進んでいく海夢の撮影。海夢を見守りながら、感慨に浸る新菜だったが……。

©福田晋一/SQUARE ENIX·「着せ恋」製作委員会:その着せ替え人形は恋をする

『その着せ替え人形は恋をする』5話の見どころ・ネタバレ

1.コスプレ写真を撮る海夢と新菜

コスプレ衣装の完成度の高さに、テンションが上った海夢は、新菜に写真を撮ってもらう。

撮った写真をSNSにアップロードして、コスプレイヤー「まりん」として活動し始める。

人形の衣装しか作ったことがない新菜が、「動くことや着心地」を想定して作っていなかったというのは、うなずけるシーンであった。

海夢は読者モデルとして活動しているから、写真は撮られなれているのかもしれないが、「キャラを演じた上での撮影」にはまだテレがあるらしい。

2.コスプレイベントに行く

テンションが高まった海夢はそのままの勢いで、翌日、新菜と一緒にコスプレイベントに参加する。

海夢が会場にいるコスプレイヤーのキャラを1つ1つ言い当てていくことから、相当知識を持っているオタクだとわかる。

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©福田晋一/SQUARE ENIX·「着せ恋」製作委員会:たくさんのコスプレイヤーの姿にテンションを上げる海夢

コスプレ会場の女性比率の多さに、新菜は肩身の狭い思いをする。新菜のことを気遣って、多少男性が多い撮影会場の方へ移動する海夢。(新菜が思ったことをすぐに海夢に伝えたり、それを気遣って行動する海夢の様子に、ふたりの距離が少し縮まっているのを感じる)

海夢の性格なのか、写真撮影を頼まれても快く受け、そして、カメラマンと率先してコミュニケーションを取ろうとする。

新菜は、楽しそうな海夢の姿を見て、喜ぶ。新菜がコスプレ衣装を急いで作ったモチベーションの1つである、「喜ぶ顔が見たい」というのは達成された形である。

3.コスプレ会場からの帰り際

新菜と海夢が電車で帰宅するところ、新菜が「いい経験ができた」と締めの挨拶をしているところで、海夢が「次の衣装はどうするか?」と言い出す。

海夢としては、コスプレしたいキャラが多すぎて、どんどんコスプレ衣装を作っていきたいらしい。新菜としても、これでお別れだと思っていたところの提案だったので、嬉しかったのかもしれない。

新菜にとって、特別である「綺麗」という言葉を聞いて、赤面する海夢がの姿が良かった。あらかじめ、「新菜にとって特別な言葉」の存在を聞いていたのは、ここまでの伏線であったか。

『その着せ替え人形は恋をする』5話の感想・考察

今回のコスプレイベントでお別れだと思っていた新菜だが、次回以降に向けて新しいコスプレ衣装や改善点が見つかったので、ふたりのコスプレ物語はまだまだ続きそうである。

5話目にして、まだ物語を進行させるキャラがふたりだけというのは珍しい。SNSでコスプレ写真もアップロードしたので、今後、新しいキャラが追加されるかもしれない。

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前回の記事 → アニメ『その着せ替え人形は恋をする』4話感想:祖父の背中を見て育つ新菜

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