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アニメ『時光代理人』7話感想・ネタバレ:過去を問うな、未来を聞くな

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『時光代理人』7話のあらすじ

ある大学のそばにミルクティー店を出した李亮リー・リャン夫妻。店は人気となり連日たくさんの客がやってきていた。ある暑い日、店は繁盛し、忙しく働く李亮夫妻だったが、息子の豆豆ドウドウは遊びたい盛り。忙しく働く母親に遊んでくれとせがむ豆豆に父親の李亮はスマホを渡し、外のテーブルでおとなしく見ているようにうながす。しばらく時間が経ち、ふと外に目をやるとそこにいるはずの豆豆の姿はなく、スマホだけがテーブルに置かれていた。

©bilibili/BeDream:時光代理人

『時光代理人』7話の見どころ・ネタバレ

1.しばらく、依頼は請け負わない

四川大地震の写真の依頼が終わってから、トキとヒカルは会話をしていないという。トキはこの仕事をする前は、もっと簡単な仕事だと思っていたらしい。

しかし、ヒカルが毎回言う「過去を問うな、未来を聞くな」という言葉の意味が徐々に理解できるようになり、自分たちがしている仕事の重さ・危険度合いがわかりはじめるのであった。

精神的に大きなダメージを受けたトキは、しばらく、依頼は請け負わないと決めるのであった。

今まで、心の赴くままに写真の中で行動していたトキだったが、それでは過去は変えられない、もしくは変えてはいけないということを痛感してしまう。

トキとヒカル、どちらにしても、この仕事への向き合い方を時間を掛けて考え直す必要があると思ったのだろう。

2.消えた息子を探す依頼

「しばらく、依頼は請け負わない」と決めたところに、「3年間息子が帰ってこない」という親からの依頼が来るのであった。

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©bilibili/BeDream:3年前に行方不明になった息子の捜索を手伝って欲しいと頼まれるリン

トキは、最初にこの依頼を断る。だが、この依頼の消えた息子というのが「3年前にリンがさらわれる瞬間を目撃している」ということがわかる。リンはそのことをずっと後悔しており、力になってくれないかと、トキを口説き落とすのであった。

トキとヒカルは、まだ四川大地震の件について考えはまとまっていないが、リンのために動き出す。

今回の件については、「過去を変える」のではなく「現在のリンの後悔を正す」というのが目的なので、前回の依頼とはまた少し毛色が違うだろう。

3.動画から過去に戻る

今回は、写真で過去の世界に入るのではなく、警察が保持している監視映像の動画を使って、過去の世界に入ることとなる。

今までと違うのは、写真を撮影した本人の体を動かすのではなく、トキ本人としてその場で行動することになる。本来、その時間軸にはいない人間なので、目立つ行動は厳禁となる。

しかし、子どもの誘拐犯を追いかけていると、トキはそこで3年前のリンと出会ってしまうのであった。

この場合、リンの記憶の中に「3年前にトキと会った」というものが追加されてしまう感じだろうか?まだ、リンはトキとヒカルの能力を知っているから影響は少なそうだが、他の知り合いとであったら影響が大きくなっていきそうである。

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》『時光代理人』8話感想・ネタバレ:未来が変わる

『時光代理人』7話の感想・考察

今回、1話から匂わされていた「連続殺人事件」を追う刑事の存在が明らかになった。資料を見るに、すでに8人の人間が殺されていて、いまだに捕まらないところから、相当頭の切れる犯人だとわかる。

ヒカルが口酸っぱくして言っているセリフの理由みたいなものが聞けたのは良かった。「過去を問うな、過去は改変できない」「未来を聞くな、未来は今の俺たち次第で変わるもの」。

ヒカルは、前回の依頼の意味を「残されたものの後悔を癒やすもの」だと捉えている。もう、死んでしまったものたちは帰ってこないというのは依頼者が一番理解していたことだろう。

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