『時光代理人』8話のあらすじ
李亮が警察に頼み込んで手に入れた監視映像からは豆豆の手がかりは見つからなかった。
その報告のために李亮の元を訪れたリンは、豆豆が失踪した日、豆豆とすれ違っていたことを正直に打ち明けた。ずっと李亮に伝える勇気がなかったと後悔し自分を責めるリンに李亮は、これまで諦めずに捜し続けたからこそリンの証言を得られたと伝える。
©bilibili/BeDream:時光代理人
『時光代理人』8話の見どころ・ネタバレ
1.捜索は失敗に終わる
ドードーが誘拐されたところを追っていたトキは、当時のリンと出くわしてしまう。海外旅行に出かけていたはずのトキが、どうしてここにいるのか?と問われて、トキはとっさの判断で逃げてしまう。
しかし、そのせいで誘拐犯を見失い、手がかりの入手は失敗してしまうのであった。
誘拐犯は用意周到に、監視カメラの死角を突いて移動していたので、ヒカルからの助力も得られずに、トキは完全に巻かれてしまうのであった。
しかし、トキ自身で誘拐犯を捕まえてしまうと、過去が改変されてしまうので、実際は、誘拐を見逃しつつ、犯人の身元を特定するという難しいことを要求されていた任務であった。
2.ラストチャンス
捜査は失敗したことを、ドードーの父親に伝えるリン。そして、3年前の誘拐当日にリンはドードーが誘拐されている瞬間を見ており、それをずっと言えずにいたことを明かすのであった。
まだ、諦めていない父親に、他に写真はないかとトキが尋ねる。そうすると、今までいつ撮られていたか謎であった写真が、誘拐当日ドードー本人が撮ったものだとわかる。
「写真に入れるやつがいる」という前提で、写真を眺めたことがなかったからこその、新しい手がかりが見つかる。まさか、誘拐直前に、ドードー本人が写真を撮っているとは誰も予想できなかっただろう。
それを手がかりにトキはラストチャンスの、写真への侵入をはかるのであった。
©bilibili/BeDream:ドードーとして写真の中に入るトキ
ドードーとして写真の中に入ったトキだが、誘拐犯に薬をかがされて自由を奪われてしまう。目を覚ますと、すでに夜で、場所を移動していたことがわかる。
どうやら、誘拐犯は子どもを誘拐するのに手慣れていたらしく、監視カメラの死角を調べていただけではなく、子供の自由を奪う薬や、その後の逃走ルートを完璧に用意していたようだ。突発的な誘拐ではなく、完璧にビジネスとしてやっている子どもの誘拐犯である。
3.未来が変わる
誘拐犯の本名を知ったトキは、その情報をヒカルに伝え、そのうえで、誘拐犯をスーウェンから教わった武術で撃退する。突如、覚醒したドードーの体で「お前の先祖だ」と言って、誘拐犯を脅して、ドードーを傷つけないように警告するのであった。
そして、無事ドードーは解放され家族がやっと合流することになる。しかし、最初の監視カメラ動画でトキ自身が過去に行ったせいで、トキが当時の監視カメラに録画されており、そのことが頭の回る刑事にバレて、「トキが写真の中に入れる人物」だと特定されてしまうのであった。
最初のトキ自身で過去に行ったときに、リンと鉢合わせて未来に影響が出てしまうと思ったが、まさか刑事にバレるという形で未来が変わってしまうとは予想できなかった。
そして、1話目からずっと匂わされていた連続殺人事件へとうとう乗り出すときが来たようだ。
『時光代理人』8話の感想・考察
今回の事件でかなり未来が変わっているように思う。トキがドードーに憑依して、誘拐犯を撃退したからこそ、ドードーは人身売買されることなく、優しく育てられた。
そして、トキ自身が過去に行ったことで、過去の防犯カメラにトキが写り込んでしまい、それを不審に思った刑事がトキが写真に入れる能力があることを看破してしまうのであった。そこから、刑事自身から事件解決の依頼をなされているわけだから、未来に変化が確実に起きている。
1話目からずっと尾を引いていた連続殺人事件(エマの死)について、立ち向かう時が来たようだ。ここから最終話に向けて、この連続殺人事件解決に向けて話が進んでいくのだろうか?