『時光代理人』9話のあらすじ
今回の依頼はトキ、ヒカル、リンと共に大学生活を送った徐姗姗の過去へ遡り、彼女が聞き逃した言葉の内容を確認すること。徐姗姗は一緒に大学生活を送った董易という男友達に想いを寄せ、ずっと董易から想いを伝えられる日を待っていたが、共に大学院に進んでからも二人の関係は曖昧なままだった。
そんな中迎えた卒業の日、同級生たちと食事会に行き、二次会のカラオケを出たところで、董易は意を決してある言葉を徐姗姗に伝える。だが、肝心の徐姗姗は泥酔しており彼の言葉を全く覚えていなかった。
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『時光代理人』9話の見どころ・ネタバレ
1.友人のシャンシャンからの依頼
連続殺人の中に「エマ」がいたこと、何より今、依頼は受けていないという理由でヒカルは警察からの協力依頼を断るのであった。
その代わりに依頼者としてやってきたのは、大学時代の友人・シャンシャンであった。依頼内容はシャンシャンが酔い過ぎて聞き取れなかった、ドン・イーの大事な話がなんだったのか調べて欲しいというものだった。
ふたりは大学院時代までずっと一緒にいたので、何かしら告白してくれたのではないかとシャンシャンは思っているのだが、それを聞くのが怖いらしく、トキたちに調べて欲しいという。
©bilibili/BeDream:自分でドン・イーが何を言ったのか聞くのが怖いシャンシャン
本来、依頼は受け付けないはずなのだが、友人のシャンシャンの依頼かつ、リンとトキも乗り気だったので依頼を受けるのであった。
トキに関してはシャンシャンの体を自由に動かせるということで、ノリノリであった。
2.連続殺人犯らしき人間を見つける
順調に歴史通りに話が進んでいき、問題となるドン・イーの大事な話が始まる。しかし、その瞬間にトキは「刑事から見せられた連続殺人犯らしき人物」を目にする。トキは正義感を出して、その人物を追いかけるのだが、逆に後ろを取られてしまう。
ヒカルの指示通りに動くと、相手は自滅して気絶してしまうのであった。結局、連続殺人犯と思っていた人物は人違いで、シャンシャンにフラれた腹いせに危害を加えようとしていた人物だったようだ。
一応、ヒカルがトキの代わりにドン・イーからの話の内容を聞いており、ちゃんとシャンシャンに伝えたようである。
しかし、今回、連続殺人犯でなかったからいいものの、本当に殺人犯だった場合は、シャンシャンが殺されていた可能性もあるのでだいぶ怖いシーンであった。
酔っていたとは言え、人の体を使って危険な場所に特攻するのはかなりの悪手である。
3.謎の人物からの電話
ドン・イーは本来、親の勧めで故郷に帰るはずであったが、シャンシャンと離れることが何よりも辛いことだとして、故郷には帰らず、こちらで仕事を見つけるという覚悟をシャンシャンに語っていた。
そこで言われたのが、今度、面接があるから、その前にシャンシャンに応援に来て欲しいというものであった。ヒカルはそのことをシャンシャンに伝えたのだが、シャンシャンはドン・イーの元には来ていない。
不審に思っていたリンたちの元に、謎のメッセージとボイスチェイジャーで声を変えた謎の電話が掛かってくるのであった。
トキが過去で行動しているときに、実は連続殺人犯に見られていた可能性がでてきた。「新しい友だちへ、ヒントを受け取った」とあるから、もしかしたら、相手も「特殊な能力」が使えるのかもしれない。連続殺人犯がやたらと頭がよく、狡猾で捕まらないというのは「頭が良いのではなく、特殊な能力を持っているから」という可能性はある。
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》『時光代理人』8話感想・ネタバレ:未来が変わる
『時光代理人』9話の感想・考察
自分はてっきり、リンは「トキとヒカルの能力」について知っていると思っていたのだが、実は知らないようだった。あくまでリンは依頼を持ってきて、調査結果を相手に教えるだけで、ふたりが何をしているかは一切見てないらしい。
とうとう、この作品全体を暗く包む「連続殺人犯」がでてきたと思われる。今まで考えてこなかったが、刑事のいう「全然証拠を残さない犯人」とトキたちへのメッセージ「ヒントを受け取った」から、相手も何かの能力者なのでは?という可能性が思い浮かんだ。
連続殺人犯は「自分以外にも能力者がいる」ことに気づいており、今回のトキの行動によって「(能力の)ヒントを受け取った」と考えているのかもしれない。(犯人の能力も時間を操作する系で、トキの能力の影響を受けて気づいたとか?)